小学生の誕生日会。トラブルにな らないための3つの配慮

子どもに幼稚園や小学校で友だちができるころ、「誕生日パーティーを開きたい」ということがあります。その願いをかなえてあげることはできても、料理やプレゼント以外にも、主催者となるママが注意しなくてはならないことはいっぱい! 先輩ママたちが「これは見落としがちだった」と感じたポイントとともに紹介します。

目次

・誰を招待すればいいの?
・プレゼントはどうするべき?
・ママの行動にも注意!


小学生の誕生日会。トラブルにな らないための3つの配慮

(c) seanlockephotography - Fotolia.com



■誰を招待すればいいの?

子どもが主役の誕生日パーティなのだから、招待客は子ども主体にしてあげたいところです。しかし、それだけではトラブルになることもあるようで…。

・「幼稚園のときは、子どもの友だち=ママたちも仲良し、という関係だったので、とくに気にする必要はなかった。でも、小学校に入ると親が関与しない子ども同士の付き合いがあるので、それにも配慮すること。子どもに任せていたら、あとから『私は呼ばれなかった』という子がいたみたいで、ちょっとしたトラブルになった」(40歳・小学4年生のママ)

・「子ども同士はそこまで仲良くはなかったみたいだけど、ボスママの子どもを呼ばずにもめたママ友がいる」(30歳・4歳児のママ)

・「招待した子のママとは付き合いがなかったけれど、誕生日パーティを機に接点ができて、情報交換をさせてもらっている。子どもが小学校に入ってから、ママ友付き合いが希薄になっていたので助かった」(40歳・小学2年生のママ)

・「子どもの好きなようにさせたら、10人以上も子どもがつめかけて対応が大変だった」(40歳・小学3年生のママ)


とくに仲が良くない子の誕生日なんか祝いたくないだろうに…と思うのは、大人の目線だから。
みんなが集まる場所に誘われないことで「無視された」と傷つく子もいるわけです。

無理に誘う必要はないかもしれませんが、学校で言いふらしたりするとトラブルに発展することもあります。招待客の人選には注意が必要です。

■プレゼントはどうするべき?

誕生日パーティといえば、招待客がプレゼントを持ってきてくれるでしょう。ここでもトラブルが起きやすいので要注意です。

・「息子が持っているノートと同じものを渡されて、『これはもってる』といわれてヒヤヒヤした。おかげでまた同じノートが使えてうれしいね、とフォローしてその場は何とかしのいだけど…」(39歳・小学2年生のママ)

・「職場の先輩から、プレゼントの金額でもめた話を聞いたので、ママ同士で予算を決めてその範囲で贈りあうようにしている」(37歳・小学2年生のママ)

・「子どもには、あなたのために時間を割いて選んでくれたのだし、何をもらってもありがたく受け取るように話しておく」(35歳・小学1年生のママ)


子どもは自分が欲しくないものをもらうと、顔に出てしまうことがあります。それでは、せっかくのパーティが台無しですので、プレゼントの意味やありがたさを事前に話しておくといいでしょう。


プレゼントは一方的にもらうだけでなく、その日に渡せるちょっとした「お返し」も用意しておくとスマート。私が子どものころは、ハンカチやタオルなどのふだん使えるものや、お菓子の詰め合わせが多かったです。

しかし、お返しの有無もプレゼントの金額と同様、トラブルを招く恐れがあるので、事前にママたちと話し合っておくといいかもしれません。


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