頼み方が大切! 子どもが楽しくお手伝いしたくなるコツ
■お手伝いを嫌がる子へのお願いの仕方
成長して大きくなると、テレビやゲームなどに夢中でお手伝いを嫌がる子も…。そんな時は、「洗濯物を取り込むのとお風呂掃除、どっちがいい?」と選択制にしてみましょう。また、「今すぐやって」ではなく「テレビが終わってからでもいいから、○時までにやってね」と期限を伝えるのもおすすめ。
それでもやりたがらない子には、わざと難しいお手伝いを頼み、難色を示したら簡単なお手伝いを提案する、というテクを駆使してみましょう。
たとえば、「今日の晩ごはん、ママのかわりに作ってくれない?」「えーっ、無理だよ!作れない!」「じゃあ食器拭きと大根おろしでいいから、手伝ってくれる?」「それならいいよ」…といったイメージです。
最初から頼みたいことよりも、うんと難しいことをお願いしてみると、次の簡単な提案を受け入れやすくなるから不思議です。
■感謝を伝えることが、子どもの自信につながる
お手伝いをしてくれた時は、大げさなまでに「ありがとう」を伝えましょう。その時のポイントは、ママ自身がどんなふうに感じたかを伝えること。褒める必要はありません。
たとえば、お風呂掃除をしてくれた子に対して「あ~、今日のお風呂はいつもより気持ちよかったなあ。○○(子供の名前)が洗ってくれたからかな?○○、ありがとうね!」といった具合に。
褒められるよりも感謝されることによって、「役に立てた!」という自信が生まれるところが重要です。その結果、もっと喜ばれたいという気持ちから、他のお手伝いも進んでやってくれるようになるかもしれません。
子どもも楽しめて、ママもラクできる、嬉しいお手伝い。
ぜひお子さんのやる気を引き出す声がけを意識してみてくださいね。