コミックエッセイ:メンズかーちゃん~うちのやんちゃで愛おしいおさるさんの物語~
うちの節分には○○が来る! 子どもたちがとにかくギャン泣きした節分とは【メンズかーちゃん~うちのやんちゃで愛おしいおさるさんの物語~ 第5回】
こんにちは! イラストレーターのにわゆりです。
今日は節分ですね。皆さん、豆まきの準備は万端ですか? ここ最近は2月の節分シーズンになるといろいろな恵方巻きが店頭に並びますよね。恵方巻きが大好きなかーちゃんとしては、節分に向けて毎日増えていく恵方巻の品定めが毎日の日課です。
そんな節分前の今回は、恵方巻きの話! ではなく…昨年の我が家の豆まきのお話です。毎回このイベントで一番熱くなるのはとーちゃん! いつも帰りが遅いのに、この日だけは早く帰ってくるんです(笑)。
ずいぶんと早い段階からおめんを用意していたとーちゃん。その顔は少年のようにキラキラしていました。一体どんなおめん買ってきたんだ?
やってきました、節分当日。豆を持ったモン太、よゆうの表情で鬼を待ちます。
すると、ピンポ~ン! 鬼がていねいにインターホンを鳴らしてやってきました。ドキドキしながらインターホンの画面をのぞく子ども達。
そこには…
般若のお面をつけ、フードを目深にかぶったとーちゃんの姿が! ビジュアルが恐すぎる! もちろん子ども達、固まります。とーちゃん…やり過ぎだよー!
リビングの扉から顔を出す鬼、その瞬間子ども達は大泣き。必死に豆をぶつけるモン太、私にしがみついて離れないキーちゃん。
「おには~そと~」どころじゃない!
モン太、顔がもう恐怖でぐちゃぐちゃ。それでも頑張って豆をぶつける姿に、成長したなぁ~強くなったなぁ~なんてのんきに思うかーちゃんでしたが…
これ以上は子どもがかわいそう! でも全然逃げない鬼に見かねたかーちゃん、立ち上がって全力で参戦!
日頃の不満と共に思い切り豆をぶつけます。気持ちい~! って節分の意味が変わってるような。
ようやく鬼は退散してくれましたが「ふくは~うち~」と言う間もなく投げる豆が無くなりました。
鬼の退散後、平然とした顔でとーちゃんが帰宅。みんなで恵方巻きを食べて豆そうじをしました。子ども達は笑顔が戻り、すんなりと寝てくれました。
しかし、その日の夜は夫婦で反省会です。まだまだ小さい子どもたち、トラウマになったら困るからね!
今年はもう少しソフトに楽しく「おには~そと~!ふくは~うち~!」とできればいいなと思っていますが、とーちゃんがまた何かやらかすんじゃないかとドキドキしているかーちゃんです。
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