愛あるセレクトをしたいママのみかた

昔の子ども、今の子ども。

昔の子ども、今の子ども。

ママやパパが子どものころ遊んでいたアイテムやサービス。長く愛され続ける理由はどんなところに隠れているのでしょうか。取材してみると、昔と今、長い時間を掛けてちょっとずつ変化している部分がたくさんあることに気づきました。

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幼児がクギ付けになるワケがある! 制作者に聞く「おかあさんといっしょ」のヒミツ 前編 【昔の子ども、今の子ども。】

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■歯磨きは上手にできなくていい! 決してお手本ではない生活習慣ロケ


古屋「『はみがきじょうずかな』や『パジャマでおじゃま』などの生活習慣ロケも、2歳研の頃に始まりました。あのコーナーは、会話もなく、ただ歯を磨くだけという映像を、音楽(スキャット)に乗せることでテレビのコーナーに仕立てたことがすごいと思います」

山田「歯磨きの様子をただ撮影しただけでは退屈なコーナーになってしまう。音楽の尺に合わせてテンポよく見せる演出が、一見何気なく見えますが発明ですね」

古屋「コーナーの目的は、自分と同じような子どもがやっているのを見てモチベーションを上げてもらうこと。うまく出来た姿を見せるのではなくて、がんばっているところを見せているんです。だから、テレビでお手本を紹介するコーナーではないんです。

――“みんながやってるから、僕もやる!”という感覚は、幼稚園や保育園での友達関係と一緒ですね。

古屋「そうですね。一度はコーナーをやめたんですが、 “子どもが歯を磨かなくなったので、またやってください”という声があって復活しました」

昔の子ども、今の子ども。

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