■子育てインターンを応援! 学生に預ける「スリール」
子どもを預けるという意味で注目のサービスが
スリールです。スリールではまず「受け入れ家庭」として登録することから始まります。誰を受け入れるのか… というと学生! 将来なりたい自分になるための
インターン活動として家庭での子育てを体験する学生に協力する、という珍しい保育形態となっています。
保育の対象は2歳~小学3年生までで、学生のため平日の保育時間はおもに夕方以降が中心となるよう。期間は4ヶ月間で、毎回同じ学生が2人1組で受け入れ家庭のもとを訪れ、真剣に楽しみながら子どもをみてくれます。登録に5,000円、コミュニティー参加費として
35,000~45,000円(月6回18時間程度の保育費)などの費用がかかります。
また、受け入れ家庭では学生たちの進路相談や、仕事と育児の両立に関する不安などの相談にのることもあります。子育て家庭の代表であり、社会にでて働く先輩でもある私たちの言葉は、学生たちの心に響くものがきっとあるはず。
受け入れ家庭は学生たちの背中をそっと後押しする大事な役目も担っているようです。こうした試みは、親にとっても子育てを通して他者とのつながりをもち、視野を広げるためのいい機会となってくれそうです。
子どもを誰かにみてもらうサービスは多様化しています。身内以外の人にさまざまな形態で関わることで子ども自身の学びとなり、親もまた新たな気づきと成長を得られるのかもしれませんね。
ワーママの夏休み2017 ~子どもの長期休み乗りきり術~