「ママには秘密がいい」と言った理由は? 見えないところで頑張る子どもたち
■頑張っている子どもたちにちょっとした心遣いを
この女の子は新入園児ですが、在園児でもお母さんに会いたくなって涙することがあります。
他にも、お友だちとおもちゃの貸し借りの交渉をしたり、嫌いなものを食べたり、お迎えの時間だけでは説明しきれないほど毎日子どもたちは頑張っています。
彼女が「秘密ね」と私にお願いしてきたのには理由がありました。
朝の母子分離時に「泣かないで楽しんでね」とお母さんに言われていたのです。
そのため、
彼女は「泣かないで楽しいことを探そう」と一生懸命でした。おりがみ、時計の色、私の靴下、全ては泣くことを防ぐ方法でした。
大人が毎日会社に行って、一生懸命頑張っているように子どもも彼らの世界で必死に生きています。
お迎えに行ってふんぞり返る姿にイライラすることもあるかもしれません。
でも、そんなときはちょっとでも「きっと何か頑張ったんだな」と優しくしてあげてください。
できないことを強いられるのは大人だってつらいもの。それは子どもと一緒です。
家まで歩きたくない、歩けないと言っているときに歩かせるのではなく「今日何を頑張ったのか教えて」と抱っこしてあげることは、子どもに対する心遣いです。
パパやママたちが甘やかしと心遣いを使い分けることで、子どもと良い関係性を築けるといいですね。
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