魔の2歳児は汚い言葉が大好き…そんなとき大人はどうする?
「うんこ!」「ちんこ!」「おなら」「おしりブリブリ~!」2歳ごろになると子どもたちはどこから仕入れたのか、普段使ってほしくない言葉を言うようになります。
「保育園で覚えてきたんだろうな…」と思う方がほとんどだと思いますが、保育士は「家か出先で覚えてきたんだろうな」と思っていることも…。
しかし、そういった言葉を連呼したとき「やめなさい!」や「汚い言葉は使わないで」と叱るのは無意味です。叱れば叱るほど「困らせるにはこれが1番いいんだな…しめしめ」と心の中で彼らは笑っているはずです。
言葉の意味を改めて考えさせよう
しかし、黙ってみているわけにはいきませんよね。公共の場やおじいちゃんやおばあちゃんの前でこんな言葉を連呼されたらひとたまりもありません。
以前、担任だったクラスの男の子3人が、私を祭りの社に見立てて「ちんちん!」「ちんこ!」と言いながら盆踊りのようにぐるぐる回っていました。
「静かにしてほしい…」と心から思ったので「ちんちんとちんこの違いを教えて」と聞いてみました。
すると3人はピタッと止まって「えーっと…」と考え始めたのです。
「ちんちんってなんだ?」
「ちんこって言うとお姉ちゃんは絶対怒るんだよ…」
「ぼくのお父さんはちんこって言うな…」
「え、僕のお父さんはちんちんだよ…」
「なんで同じ呼び方じゃないんだよ!」
この会議は30分~40分ほど続きました。