難しい思春期の子育て、親の背中を正直に見せるには?
思春期は、とても難しい時期。大人みたいな口もきくし、身体つきも大人並みに成長している子もいます。
けれども、精神的にはまだまだ幼さが残っていますよね。そう、ここが思春期の難しいところだと思うのよ。
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大人の入り口にいるんだから、ある程度の自主性を持たせることも大事。でも、親のサポートなしではやっていけません。
放任主義もダメだし、過保護でもダメ、ちょうど良いバランスで子どもと向き合えればイイわよね。でも、難しい年頃の子どもを前に、距離のとりかたがわからない親御さんもいると思うの。
急に親と口をきかなくなったり、乱暴な言葉をいうようになったり…。そんな子どもを前にして、途方に暮れている人がいるかもしれませんね。
こういう場合、あれこれ考え過ぎないで、放っておくことも必要です。もちろん、子どもを支援するのも大事だけど、それ以上に大切なのは親のありかた、生きる姿勢だと思うのよ。
昔の人もいっているでしょ?
「子は親の背中を見て育つ」ってね。子どもは、ビックリするくらい親を冷静に見ています。
特に思春期は、まっすぐで純粋な子どもの心と、鋭い大人の分析力を合わせ持っていますからね。ごまかしは通用しません。