こんにちは! イラストレーターのにわゆりです。
小さい頃、ママはいつでもピリピリしているイメージがありました。急に怒り出すので、なんで怒るの? と思っていたのですが、自分がママになり当時のママさんの気持ちが痛いほどわかるようになりました。
そんなかーちゃんは最近キーちゃんに「ママ~怒らないで?」と上目遣いで言われる始末です。
き、気をつけなくちゃ!
先日街中で、大泣きしている子どもと、ピリピリしているママさんを見かけました。
まさに自分を見ているよう…心の中で「大変だよね~早く泣き止むといいな~頑張れ~!!」とひっそり応援しました。子育て中のお母さんは「戦友」と勝手にかーちゃんは思ってます。
大体、子どもが泣いている理由ってどうしようもないことばっかりなんです! でも、子どもは要望が通らなくて泣く→どうすることもできない母はできないことをさとす→さらに泣く→母イライラする…
まさに負のループ。
結局あきらめて泣き止んでくれるのを待つしかないのです。
それでは具体的に、我が家で起こったかーちゃんとモン太の戦いの話をお話しします。
それは、とある朝のできごと。幼稚園バスがもうすぐ到着するので、急いで家を出ようとした時のことです。「モン太~ハンカチ持った?」といつもの確認。
すると、仮面ライダーのハンカチがない! と訴えはじめました。仮面ライダーのハンカチは、昨日も使って汚れていたので、洗濯機に入れて回してしまいました。
そのことを告げて、変わりのハンカチを渡すと、ここからスイッチが入ってしまい…
「やだーーー! 仮面ライダーのハンカチがいいー!」大声で泣き叫ぶモン太。こうなるともうダメです。戦隊もののハンカチでも大好きなキャラクターのハンカチでも見向きもしてくれません。
しかし!かーちゃんの頭の中は「バスに乗り遅れる!」時間がまったくなく、あせりと共にかーちゃんも爆発です。そして、開始のゴング! 始まる母と子の戦いです。
ちなみに、いつもはハンカチをこんなにこだわって選びません。ご飯を作ったあとにカレーじゃなきゃ嫌だ! とか、その時々でどうにもならないこだわりのギャン泣きが始まってしまうのです。
とにかくバス停までいかなきゃいけない! とモン太を自転車に乗るよう、うながすかーちゃんですが、モン太は地べたに座り、泣き叫びながらじたばた…
ふと顔をあげると近所のおばちゃんが、びっくりした顔でこちらの様子を見ていました。笑しかし、恥ずかしさよりもあせりが勝っているかーちゃん。
最終的に深く深呼吸し、全神経を使ってモン太を力ずくで自転車に乗せました。暴れる17キロの5歳児を持ち上げるのって本当に大変(泣)
やっと自転車に乗せたところでご近所さんにご挨拶。どういう風に見えたかな~とドキドキでした。
このあとモン太は泣き止み、無事にバスに乗り登園してくれました! (疲れた~泣) 送り届けたあとは電池切れです。毎日全力!
みなさん、かーちゃんはいつもこんな戦いに疲れてイライラしているんです。(もちろんイライラ要素はこれだけではないですけどね!夫への不満とか。笑)
きっと今もどこかで同じように、どうにもならない攻防戦が繰り広げられていることと思います。本当に、全国のお母さん毎日お疲れさまです! 泣
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