上達しなくても焦らない! 子どもの習いごとに対する、親の心構えとは
スイミングでなかなか進級できない、ピアノが全然上達しない…。習い事にかけるお金と時間を考えてしまい、ついイライラ…! そんな経験はありませんか? 今回は私の体験談をもとに対処法をご紹介します。
© Brebca - stock.adobe.com
■無理にやる気を引き出そうとするのは逆効果! その子の"時”を待つ
わが子はとても不器用で、何を習わせても上達がスロー。無意識のうちに周りと比較して「なんでできないの!?」とイライラしてばかりいました。
「できなくて悔しくないの?」「もうちょっと頑張ればできるのに、なんでやらないの!」とたきつけてみるものの、本人はシラ~ッ。その覇気のなさ、やる気のなさにまたイライラが募る…という悪循環の繰り返し。
でもあるとき、あれだけハッパをかけてもできなかったことが、突然、いとも簡単にできたのです。それも立て続けに!
スイミングで蹴伸びができた、ピアノが弾けるようになった、計算ができるようになった…。
それは子ども自身が「できる」と信じて「やろう」と決めたタイミングだったからこそできたこと。
私はその“時”を待てないあまり、自分の基準で「今すぐできるようになれ!」と無理を押しつけていたのです。