イクボス三重県知事に聞く「泣いてもええんやに!」の魅力

公共の場所で泣いている赤ちゃんを温かい目で見守っている、そんな思いを可視化する「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」に初の行政として三重県が賛同!

職場でともに働く部下の仕事と家庭の両立を応援する取り組みや、自身も2回も育休を取得した、イクボス鈴木英敬都知事がいることでも知られる三重県の賛同を記念して、11月初旬に、賛同セレモニーが三重県県庁にて開催されました。
 イクボス三重県知事に聞く「泣いてもええんやに!」の魅力

この取り組みをきかっけに、三重県とウーマンエキサイトは共同で、スマホやパソコンに貼れる「泣いてもいいよ!」ステッカーの吹き出しを、「泣いてもええんやに!」と三重県の方言にしたものを限定1000枚作成。三重県庁をはじめ、県内で配布が開始されています。

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また、セレモニーでは鈴木英敬知事が賛同書を読み上げ、エキサイト株式会社の今川聖社長に手渡し、その後2人から市民のみなさんにもステッカーが配られました。
 イクボス三重県知事に聞く「泣いてもええんやに!」の魅力


「ええに!」ではなく「ええんやに!」
三重県知事鈴木英敬×エキサイト今川聖社長対談

 イクボス三重県知事に聞く「泣いてもええんやに!」の魅力

(左)三重県 鈴木英敬知事とエキサイト株式会社 社長 今川聖


――このたびは、WEラブ赤ちゃんプロジェクトにご賛同いただきありがとうございます。今回賛同に至った経緯と、「泣いてもええんやに!」ステッカーへの思いをお聞かせください。

鈴木英敬県知事私も新幹線や近鉄の特急に乗ったときに、子どもが泣いて周囲の視線が気になったことがあります。きっと多くの子育てをしている方がそうだと思うんです。これをきっかけに、赤ちゃんを見守り、温かい空気を三重県の中でも作れたら嬉しいなと思いました。

誰もが赤ちゃんだった時代があったんです。どんな方も泣いたり、騒いだり、走り回ったりしていたはず。大人になったらそれを否定するようなことを言うのはおかしいなと思うんです。
このステッカーで子育てをする人を応援するだけでなく、赤ちゃん自身が多くの人に見守れながら育ってくれたら嬉しいです。

また、このような気運を広げるには、いかに共感できる人を増やすか、ということが大切だと思います。三重県民が共感できるために方言を入れた「泣いてもええんやに!」バージョンを職員たちが考えて作ることができました。「いいよ!」という意味の言葉は他に「ええに!」もありますが、「ええんやに!」はより柔らかい表現になっています。
 イクボス三重県知事に聞く「泣いてもええんやに!」の魅力

――「ええんやに!」という柔らかい感じがとても素敵ですよね。「泣いてもいいよ!」よりも温かみが感じられ、個人的にもとても気に入っています。次に、三重県の育児男子プロジェクトの展開や国の少子化委員など多方面でご活躍されていますが、今、課題に感じられていることはありますか?

鈴木英敬県知事これまで日本の少子化対策は、すべて女性にスポットをあて、育休や復職制度、仕事と子育ての両立などをしてきました。しかし、男性にも働き方など対策する課題はたくさんあります。
男性の育児休暇も増えてきましたが、まだまだ足りません。

また、結局子育てにおいては、ママが笑顔でいることがとにかく大切。パパもそのために頑張れる環境を作っていきたいですね。

――それでは、最後にウーマンエキサイトの読者のみなさまにメッセージをお願いします。

鈴木英敬県知事三重県は民間旅行会社の調査などで、家族で遊べるスポットが多い場所として常にトップ5に入る場所です。鈴鹿サーキット、伊賀の里モクモク手作りファームもあります。

そして、なんと言っても、みんなが笑顔になれるのは、美味しい食事。三重県には、伊勢海老に、松阪牛、伊勢うどんなど美味しい食べ物がたくさんあります。
ぜひご家族でお越しください!

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