2017年12月26日 16:00|ウーマンエキサイト
悪い子には未知の可能性がある?! マナーはしっかり教えて、子育てを楽に
■ヒント2 子育て中の“イライラ”はちっとも悪いことじゃない
ストレスがたまっていたり、疲れていたり。親だからといって、いつも冷静な声かけができるわけではありません。いぬかいさんは、子育て中のママ100人にアンケートを取ったことがあるそうです。すると、なんと100%のお母さんが子育て中に何らかのストレスを抱えていると回答しました。
「子どもの寝顔を見ながら、怒ってイライラをぶつけてしまったと自分を責めて泣いてしまう人もいるでしょう。でも、そうではなく、イライラも自分の感情のひとつだと認めてください。イライラを悪いものだと捉えると、もっと苦しくなってしまいます」。
イライラしたのは仕方がない、あの時はそういう感情だったと受け止める。
それが結果的にマイナス思考を遠ざけ、自分自身の状態を整えることにつながるのです。
■ヒント3 自分を大切にすること
子育て中に限らず、イライラやマイナスの感情は、自分自身が整ってないから発生します。自分を大切にすれば、そのベクトルが自然と子どもに向くといぬかいさんは言います。
「自分をもっと愛してください。みなさん、子どものことを愛しているかと聞くともちろんと答えます。でも、同じように自分も大事にしてください。カラカラの乾いた自分にならないように、なんでもいいから夢を持ってください」
子どもへの接し方にちょっと余裕がないな、イライラしているなと思ったときは、まず自分が楽しく過ごせているかどうか考えてみませんか。親が幸せを感じていれば、子どもも幸せになれるはずです。
いぬかい良成さん
学校法人SEiRYO学園 理事長・日本ペアレンティング協会 代表理事
1968年、東京都太田区生まれ。世界十数カ国の教育現場から実際に学び、イタリアの「レッジョエミリア・アプローチ」や日本の「おもてなしの心」などを取り入れる。「SEiRYOメソッド」を確立。著書に
子どもは「悪い子」に育てなさい 天才児が育つ7つの習慣(サンクチュアリ出版)。
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