2018年2月8日 12:00|ウーマンエキサイト
「保育園落ちた」はだれのせい? 保活に押しつぶされ続けるママを助けるには
■どうしたら後に続くママを助けられる?
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しかし待機児童は、本当に国だけの問題なのでしょうか。ちゅいママは、待機児童問題の1つの要因として、「
『喉元過ぎれば他人事になってしまう』側面があるからなんじゃないか」と提言しています。
「保育園に入れるまでにはあれだけ困っていたはずのに、入園できたら
後に続く世代を助けてあげたいという気持ちが薄れてしまう」。このことに読者からも「当事者が年度で入れ替わり、継続して訴える方が少なかった待機児童問題の根幹」という意見をいただきました。
「喉元すぎれば他人事」もたしかにあるし、経験のない人には「努力したらどこかには入れるんでしょ」程度の認識だなと感じます。育休を終えて復帰したのですが、社内でも「戻れたのは当然」と見られているように感じます。
ちゅいママさんのご意見に大変反省いたしました。
主人に転勤があるため、正社員で働きにくく、幼稚園からでいいかなと考えています。
そのため保育園探しはしていません。正直他人事になっていました。選ばれる仕組みも知りません。「何ができるだろう?」他人事と思わず、すなおに大変さを聞き入れる耳を持ちたいと思いました。
ただ他人事になってしまうのは、なにも「私は終わったからもう関係ないわ~」というお気楽な気持ちから出ているわけではないんですよね。だって保育園時代だけがママなわけではないのですから。
書いてあるとおりだと思います。ただ、子育て世代はみんな自分の生活に手いっぱいなんだと思います。
声あげたくても、行動したくても
優先順位は日々の生活だと思います。声上げてくれてる人も切羽詰まっててそうぜざる得ないというか…ほんと子育て世代にはしんどい国だと思います。
保育園が終われば待っている「小1の壁」「小3の壁」「中学受験」…。ママの戦いはなかなか終わりません。でも自分が保活で苦しんだ気持ちを、同じようにこれからのママにも味わわせてやりたい! なんて人は少ないでしょう。
「待機児童問題を他人事にしない」これは経験したママだからこそ言える宣言ではないでしょうか。選挙に行く、会社の同僚ママが困っていたら話を聞いてあげる、パパともたまには待機児童について話題にとりあげてみる。こんなささいな意識だけでも、世の中もう少し良くなっていくように思えます。
寄せられたご意見にもあった通り「他人事と思わず、大変さを聞き入れる耳」を持つこと、
自分は当事者じゃなくても、大変な状況にある人たちに寄り添う気持ちを少しずつでもみんなが持てれば、現状が少しでも良くなるんではないかと信じています!
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アンケート回答数:202
(アンケート集計期間:2018/2/1~2018/2/5)
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