コミックエッセイ:子育ては毎日がたからもの☆
「母子分離」で反省…入園前に気をつけたいしつけの方法【子育ては毎日がたからもの☆ 第16話】
前回と今回で、入園準備について書かせていただいていますが、今回は後編、しつけ編です。
これまでの3歳の息子は、公園や遊び場に行くとこっちを振り返りもせずに走って行ってしまうような子でした。そのため、いつもそういう場では息子を追いかけてばかりでした。
知らない場所でも知らないお友達とすぐに遊び始めるし、2学年上の娘と一緒に幼稚園に行くことを心待ちにしていた息子だったので、きっと幼稚園にもすぐ馴染むだろうと。心配なんかないんだ、と楽観視していたのですが…
この日
ずっと泣いていたという息子にびっくりしました。でも、考えてみればこれが初めての母子分離でした。
これまでは、1人で走って行ってしまっても、後ろから必ず
母が追いかけてきてくれるという安心感があったのかもしれません。だって、生まれてから今まで3年以上も、何をするにもずっと一緒だったんですから。
それが、いつものように呼べば来てくれる母が、今日はいない。泣いたら「大丈夫?」と駆け寄ってくる母がいない。そんなに簡単に離れられるなんてできませんよね。
簡単に考えていた自分に反省しました。
入園してからも毎日泣いてばかりいるんじゃないかと不安になることもありますが、幼稚園自体はとても楽しみにしているので、きっと母と離れるのが淋しいんだと思います。
このまま離ればなれになってしまうのかもという不安があるのかもしれません。
「幼稚園が終わったら毎日絶対にお迎えにいくからね。ずっと離れるわけじゃないよ。大丈夫」というと、服をぎゅっと掴みながら、胸に顔をうずめて小さく「うん」と言っていました。
次は、幼稚園が始まるまでに(もうあまり時間はないですが…)しつけていきたいことについてです。