保育園から幼稚園へ転園! 子供への影響や親が受ける“深いギャップ”
■【ギャップ3】お昼寝なしが一般的? 夕方まで乗り切る生活リズムと体力
お昼寝時間を作っている園や、寝たい子がいれば自由に寝ていい、としている園もなかにはありますが、基本、幼稚園の預かり保育にお昼寝タイムはありません。夕方17〜18時まで幼稚園にいても、
お昼寝なしが一般的です。
そのため、お昼寝が当たり前だった保育園からの転園組にとっては、
体力的にも精神的にも、これが大きなギャップとなります。
はじめのうちは、どうしても寝てしまうことがあるかもしれません。それは、体のリズムがお昼寝ありきになってしまっているため。先生に都度相談しながら、うまくお昼寝なしの生活に慣れていけるように、頑張って夜は早めに寝かしつけるなどケアしてあげましょう。
■【ギャップ4】年少からの転園はギャップ大? 「初入園組」との集団生活
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特に、年少から幼稚園に転園すると、ほかの多くの子は
入園も集団生活も初めてという場合が。そのため、幼稚園での指導はまず「みんなと一緒に過ごすことに慣れる」ところからスタートとなります。
すでに保育園では当たり前にやってきたことでも、先生の丁寧な指導のもと一から始めるわけですから、子どもはかなりギャップを感じてしまうケースがあります。
例えば、外遊びから戻った時の手洗い。保育園では「はい、手を洗ってね〜」と先生からの声かけだけだったのに、幼稚園では「手を洗うこと」の指導から始まるわけです。そのため、
「赤ちゃん扱いされている」と感じる子もいるようです。
「赤ちゃん扱いではない」こと、「みんなもすぐにできるようになる」ことなどを伝えて、子どもの
自尊心が傷つかないように導くのがうまく乗り切るコツでしょう。
生活が大きく変わる保育園から幼稚園への転園。
はじめは親子共々とまどうことも多いかもしれません。しかし、
「郷に入っては郷に従え」。その気持ちを忘れずに、少しずつギャップを埋めていくようにしましょう。
卒園する頃には、笑い話にできるようになっているはずです。長い目で見て、短い幼稚園生活を楽しんでくださいね。
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