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保育園から幼稚園へ転園! 子供への影響や親が受ける“深いギャップ”

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■【ギャップ3】お昼寝なしが一般的? 夕方まで乗り切る生活リズムと体力



お昼寝時間を作っている園や、寝たい子がいれば自由に寝ていい、としている園もなかにはありますが、基本、幼稚園の預かり保育にお昼寝タイムはありません。
夕方17〜18時まで幼稚園にいても、お昼寝なしが一般的です。

そのため、お昼寝が当たり前だった保育園からの転園組にとっては、体力的にも精神的にも、これが大きなギャップとなります。

はじめのうちは、どうしても寝てしまうことがあるかもしれません。それは、体のリズムがお昼寝ありきになってしまっているため。先生に都度相談しながら、うまくお昼寝なしの生活に慣れていけるように、頑張って夜は早めに寝かしつけるなどケアしてあげましょう。

■【ギャップ4】年少からの転園はギャップ大? 「初入園組」との集団生活


保育園から幼稚園へ転園! 子供への影響や親が受ける“深いギャップ”

ⓒtayukaishi-stock.adobe.com


特に、年少から幼稚園に転園すると、ほかの多くの子は入園も集団生活も初めてという場合が。そのため、幼稚園での指導はまず「みんなと一緒に過ごすことに慣れる」ところからスタートとなります。

すでに保育園では当たり前にやってきたことでも、先生の丁寧な指導のもと一から始めるわけですから、子どもはかなりギャップを感じてしまうケースがあります。


例えば、外遊びから戻った時の手洗い。保育園では「はい、手を洗ってね〜」と先生からの声かけだけだったのに、幼稚園では「手を洗うこと」の指導から始まるわけです。そのため、「赤ちゃん扱いされている」と感じる子もいるようです。

「赤ちゃん扱いではない」こと、「みんなもすぐにできるようになる」ことなどを伝えて、子どもの自尊心が傷つかないように導くのがうまく乗り切るコツでしょう。


生活が大きく変わる保育園から幼稚園への転園。はじめは親子共々とまどうことも多いかもしれません。しかし、「郷に入っては郷に従え」。その気持ちを忘れずに、少しずつギャップを埋めていくようにしましょう。


卒園する頃には、笑い話にできるようになっているはずです。長い目で見て、短い幼稚園生活を楽しんでくださいね。
 
 
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