心配! 子どもが落ち込んでいるとき、どう対応すべき?
急に子どもの口数が減ったり、何となく元気がなかったり…。「学校で何かあったの?」と聞いても「別に…」と返ってくるだけ。
こんなとき親としては、ものすごく心配になるわよね。どうしていいかわからず、途方に暮れてしまう人も多いでしょう。
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やはり親としては、いじめられているんじゃないか、友だちとケンカして仲間はずれになっているんじゃないかなど、いろいろ考え込んでしまうと思うのよ。子どもが何も話してくれないだけに、心配は募るいっぽう…。
だんだん親の気持ちもふさいできて、子どもの落ち込みがうつってしまうお母さんもいるんじゃないかしら? もちろん、「あなたのことが心配なのよ」というメッセージを子どもに送ることは、とても大事です。
子どもが落ち込んでいるのに、見て見ぬ振りをするなんて絶対にいけません。
でもね、一緒に暗くなるのも同じくらい良くないことだと思うの。子どもだって、それは望んでいないはずよ。
まず、子どもの気持ちを考えてみましょう。なぜ、親に悩みごとを相談しないのかしら? そこには、子どもなりの遠慮や気恥ずかしさがあると思うの。
小学校の3、4年生くらいになれば、親を心配させたくないとか、家庭以外での自分を知られたくないなど、複雑な気持ちをもつようになってきます。まして、高学年にもなれば早い子は思春期に差しかかっていて、すごく敏感な年頃ですからね。