幼稚園入園「前もって子どもにマスターさせておきたい」3つのこと
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お子さんが、もうすぐ幼稚園入園を迎えるご家族のみなさん、おめでとうございます。“入園”という一区切りを迎える前は緊張と楽しみとが入り混じったワクワクドキドキでいっぱいのことと思います。
「入園までに、これはできるようになっていてほしい」と園からお願いされることもありますが、特に何も言われていない場合、「どんな準備をしておけばいいのか」と心配になりますよね。
そんな時は、これからご紹介する
「入園前にできるようになっておくと安心! 子どもにマスターさせたい3つのこと」をおさえておきましょう!
■入園前にマスターさせたい1:自分の名前をフルネームで覚える
幼稚園の入園式では、フルネームで名前を呼ばれて「はい!」とお返事する場面があります。でも、幼稚園入園まで、保育園や一時保育などを利用したことがない子どもの場合、
名字の概念がないケースも見られます。
園によっては、名前ではなく名字で子どもを呼ぶところもありますし、初の社会生活を始めるにあたって、“名字で呼ばれること”に慣れておくのは悪いことではありません。
自分で名前を言う時に「◯◯△△です」と
氏名を言えるようになっていればバッチリです! フルネームで呼ばれた時に大きく「はい!」とお返事できるよう「◯◯△△さん/くん」と呼んで
お返事する練習をしてみましょう。
■入園前にマスターさせたい2:自分の気持ちを声に出して伝える
「◯◯をして遊びたい」「トイレに行きたい」など、
自分の気持ちを声に出して伝えることはとても重要です。子どもにとって、自分中心に過ごせたこれまでとは異なり、幼稚園にはほかにもたくさんの子どもがいるためです。
一人ひとりに寄り添った生活を園でも心がけてくれているはずですが、子どもが思いを発信できないと、先生も気持ちをすべてくんであげるのは難しくなってしまいます。
まずは、「トイレに行きたい」「のどが乾いた」「転んで痛い」など、体に関わることを伝えられるように家でも練習してみましょう。何かしたいような素振りを見せたら、お母さんは先回りせず、
「自分でお話してごらん」と促すようにしましょう。
例えば、遊びながらモジモジしていてトイレに行きたそうな素振りが見られたら「トイレ行きたいんでしょ、行ってらっしゃい」と言うのではなく「どうしたの?」と声をかけて子どもから「トイレ!」という言葉を引き出しましょう。
遊ぶ時にも「ブロックで遊ぶ?」「滑り台する?」ではなく「何して遊びたい?」と自分で考えて気持ちが伝えられるように
声かけを工夫してみるのがコツです。