コミックエッセイ:『まりげのケセラセラ日記 』
ある日突然届いた手紙…人と人を繋げる川柳の奥深さとは!?【『まりげのケセラセラ日記 』】 Vol.10
私たち家族に、引っ越してきた当初からいつもやさしく接してくれるお隣のおばあさんでした。
そして手紙の最後にはわたし達がリフォームに励んでいる姿を見て、詠んだ川柳が添えられていました。
それからというものおばあさんは川柳を、
わたしは漫画を描いた手紙を渡す楽しみが増えました。
おばあさんの川柳ノートを貸してもらうと、図書館で借りた本から抜粋したことがメモしてありました。
( 出典: はじめて川柳をつくる / 楠本 憲吉)
川柳とは、
【 人間描写 】
【 心のスケッチブック 】
【 暮らしのメモ 】
【 複雑な人生をわずか17文字で単純に表現してみせる】
【単純なことを複雑に、複雑なことを単純に表現する 】
おばあさんと文通をすることで、川柳は普段わたしが描いている3コマ漫画と同じ" 日常を自分目線でおもしろおかしく切り取ろう "という表現なんだなぁ。という発見がありました。
最後に一句。
「 お隣に よき友できて 日々たのし 」 まりげ。
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