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子どもの予防接種、すべて受けさせるべき?【知っておきたい予防接種! 最新ワクチン情報 第1回】

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子どもの予防接種、すべて受けさせるべき?【知っておきたい予防接種! 最新ワクチン情報 第1回】

ⓒQiteng T-stock.adobe.com


赤ちゃんが生まれて予防接種が始まると、定期接種から任意接種まで、あまりにもワクチンの種類がたくさんあることに驚くママやパパも多いのでは? もしかしたら、首のすわらない幼いわが子を何度も小児科に連れていくことや、任意接種ワクチン費用の高さにためらいが生じるかもしれません。

予防接種はすべて受けたほうがいいのでしょうか?

日本小児科学会が発行する「知っておきたいわくちん情報」を参考にして、最新ワクチン情報をお届けします。

■予防接種、なぜするの?



そもそも「ワクチン」という言葉を聞いたことはあってもよく知らないママパパは多いのではないでしょうか。

日本小児科学会によると、ワクチンとは、「病原体または細菌が出す毒素の病原性や毒性を弱くしたりなくしたりしたもの」。このワクチンを接種することを、予防接種といいます。

ワクチンを接種することで、体内に免疫がつくので、万が一病原体が体の中に入ったとしても病気にかからない、あるいはかかったとしても軽くすむそう。ワクチンで予防できる病気は20種類以上あり、日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュールに含まれる定期接種ワクチンは10種類任意接種ワクチンは3種類あります。

■予防接種をしないで自然に任せたほうがいい?



なかには「自然に病気にかかって免疫をつけたほうがいいのでは」と考えるママやパパもいるかもしれません。


しかし、日本小児科学会によれば、予防接種を受けないデメリットは2つあるそうです。ひとつめは、感染症にかかると、ごくまれに脳炎や肺炎などの合併症を起こして重症化する危険があること。ふたつめは、周囲に感染症を広げてしまうリスクがあること。

これらのリスクを考えると、防げる病気はワクチンでしっかり予防するのがベストであるといえそうです。
 
 

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