コミックエッセイ:ムスメと/北海道編 @kita.acari
ムスメとロマンチック【ムスメと/北海道編 @kita.acari 第37話】
子どもって、ある日突然ロマンティックなことを言ったりしますよね。心も解けそうな甘いセリフをムスメちゃんに言われたきたあかりさん。おセンチな気分に浸ろうとしたその瞬間、事件が発生してしまいます。
ムスメとロマンチック
ムスメが生まれて間もなくて家からあまり出られなかった頃、窓から一緒に夕焼けを眺めるのがちょっとした楽しみになっていました。
2歳になった今でもときどきやっているのですが、それが終わって抱っこしていた時のことです。
もう膝の上には全身が収まり切らず下半身はベッドに投げ出された状態のムスメが、じっ…と私の顔をのぞき込みました。
なんだいなんだい、そんなに見つめちゃってどうしたんだいと聞いてみるも、まだまだじーーーっと見つめてくるムスメ。
いつも長時間見つめてくる事はそんなにないので何だろうと思っていたら…
「おかあさんの」
「はいってるネ」というセリフで気付きました。
私の顔でなく、目の中に映った自分の顔を見てたんですね。
夕焼けを見たあとでちょっとおセンチな気分になっていたのも相まって、なんだいそんな恋人みたいな事言っちゃってコイツめとほっぺたをプニプニ触り倒していたら…