メリット・デメリット、いつまで使っていい? おしゃぶりの疑問を解決!


■おしゃぶりのデメリット

おしゃぶりにはデメリットも。使用時はメリットだけでなく、デメリットについてもしっかり知っておきましょう。

例えば、おしゃぶりは習慣となりやすく、「赤ちゃんがどうして泣いているのかを考えずに使用してしまう」「あやすことが減ってしまう」など、親子のコミュニケーションが減るというデメリットが。

おしゃぶりのメリットとデメリット、両方を理解して効果的に使ってくださいね。


▼母乳育児への影響


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おしゃぶりが母乳育児に影響するという考え方もあります。

理由は、母乳を吸う回数や量が減ることや、乳頭混乱(ほ乳びんやおしゃぶりはくわえるのに、お母さんのおっぱいはいやがること)が起こる可能性があるから。

母乳は授乳回数が増えて、吸えば吸うほど分泌が増えていきます。もしおしゃぶりを使うことで母乳を吸う回数や量が減ると、母乳の分泌が増えず、母乳がじゅうぶんに出なくなってしまうリスクも考えられるのです。

また、母乳を吸うためには乳首をしっかりくわえ、力を入れて吸うことが大切。おしゃぶりやほ乳びんは力を入れず、楽にくわえられるので、それに慣れると乳首をいやがる赤ちゃんもいます。

▼歯並びや発語への影響


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おしゃぶりを長い間使用していると、使用していない赤ちゃんに比べて、歯並びが悪くなると言われています。

また、おしゃぶりの使用により、発語の機会が減ることも指摘されています。

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▼衛生面のリスク


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一度使用したおしゃぶりは細菌が繁殖しやすくなっているもの。そのため、長時間同じおしゃぶりを使用するのはおすすめできません。

口の中の衛星を保つ意味でも、おしゃぶりはこまめに消毒して清潔なものを使うべきです。


■おしゃぶりを使うときの注意点

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泣いている赤ちゃんにおしゃぶりを与えると、すぐに泣きやむことが多く、お父さんお母さんの負担を軽減してくれます。そうはいっても、おしゃぶりは頼りすぎてしまうと習慣性がありますし、上に書いたようなデメリットも心配です。

そこで、赤ちゃんが泣いたときは、まずなぜ泣いているのかを考え、対応してみましょう。おしゃぶりは、どうしても泣きやまないときの最後の手段として使うのがよいかもしれませんね。

また、おしゃぶりは毎日消毒して使いましょう。

■おしゃぶりの消毒方法


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おしゃぶりの消毒方法は、ほ乳びんと同様で主に3種類の方法があります。

煮沸
大きめの鍋におしゃぶりが完全につかるまで水を入れて、沸騰させます。沸騰したらおしゃぶりを入れ、3~5分煮沸し、取り出します。このとき、おしゃぶりが鍋肌にふれないように注意してくださいね。

薬剤を使う
おしゃぶりを水洗いしたあと、薬剤の中に入れて決められた時間つけおきします。専用のケースがついている商品も。薬剤によって溶かす水の量、つけおきする時間は異なりますので、使用方法を確認してから使いましょう。

電子レンジ
容器に水を入れ、電子レンジで加熱します。
ほ乳びんなどを消毒するためのケースが市販されていますので、それを使うと便利です。おしゃぶりに電子レンジ消毒用のケースがついている商品もありますよ。


いずれの方法も、ほ乳びんを使用している場合は、一緒に消毒すると手間が省けます。


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