コミックエッセイ:子育ては時にしみじみ 〜山本三兄妹の成長記録~
子どもの怪我や病気でパニックに! 父から教わった「落ち着くこと」の大切さ【子育ては時にしみじみ 〜山本三兄妹の成長記録~ 第14話】
この時はキャンプ中で病院からも遠く、妹はものすごく慌てたそうですが、父の言葉で落ち着きを取り戻し、甥を励ましながら病院へ行くことができたということでした。(やけどは軽かったようです。10年以上前の話です)
言われてみればわたし自身も、授業中であるはずの時間帯に、学校や幼稚園から電話が入った時などは、まず先生の声のトーンに意識を集中させて、子どもに大変なことが起こった知らせなのか、そうではないのかを判断しようとします。
また、子どもの病気や怪我で病院にかかった時も、先生のお話はもちろん聞きますが、それ以上に先生の表情や様子から子どもは大丈夫なのかを、判断しようとしているなと気づきました。
また、以前家族の急病で救急車を呼んだことがあるのですが、慌てに慌てて電話したわたしに、応答された方が落ち着いた口調で話しかけてくださって、すっと自分も落ちつきを取り戻せたことを思い出しました。
ちなみに父は「マムシにかまれた!」というわたしの声には「なんやと!?」と叫びながら跳ね起きたものの、その後はずっと落ち着いて接してくれました。一度くらい慌てても、その後取り戻せるものですね。
突然の子どもの怪我や病気、それ以外にもいろいろ起こりうる一大事に、一度は慌ててしまったとしても、なんとか落ち着き、子どもたちの支えになれるよう努力したいと思います。
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