2018年10月5日 11:00|ウーマンエキサイト

離乳食、ベビーフードばかりに抵抗がある…罪悪感からママを救うには


■抵抗あったママが、ベビーフード使ってみたら…

ベビーフードを使うのに抵抗あり? 離乳食期のママの複雑な想い

© kazoka303030 - stock.adobe.com


手作りにこだわりを持つママが多い一方で、ベビーフードに抵抗があったけれど、いざ使ってみたら「イメージが変わった」、「メリットを感じた」と言うママのコメントも。ベビーフードへマイナスの想いを抱いていたママが、どんなことを感じたのか。ご紹介します。
料理が苦手な私は、ベビーフードに頼ることが多く後ろめたい思いをたくさん持っていました。ですが、あるブログで「子どもの月齢=母親歴のママより、研究しつくされて工夫されているベビーフードの方がおいしくて当たり前。いきなりそれを超えるものが作れなくて当たり前」という意見を見て、とっても救われました。ママは、ベビーフードで離乳食の勉強をしてるんだっていうくらいの気持ちになることができました。
初期は抵抗がありました。
専用調理器具を購入して、レンジで10倍がゆ作ったりと、必死で手作りしてました。だけど私が風邪をひいたり、外出先や旅行先で必要だったりで、手作りを持って行くよりは衛生面で安心だと思い…。娘に試しに少しだけ食べさせてみたら、本当に薄味で心配がほとんどなくなりました。
私は復職してから市販の離乳食に頼ることが多くなりました。娘もよく食べてくれたのですが、やはり罪悪感が…。しかし夫の「最近の市販の離乳食は栄養があるし、衛生面も安心だし、なにより妻(私)の負担が少しでも減るならいいと思う」という言葉に助けられました。世のお母さん方の抵抗感が少しでも減ればなぁと思います。

ベビーフードを使うのに抵抗あり? 離乳食期のママの複雑な想い

© hanack - stock.adobe.com


ほかにも、離乳食を作る間に子どもに泣かれていたママが、「ベビーフードを使うことで、その分子どもと遊ぶようにしたら親子の笑顔が増えた」というエピソードも。
ベビーフードは離乳食期の子どもとママをサポートしてくれる心強いアイテムとも言えそうですね。

■ベビーフードばかり食べてもいいの?

ベビーフードを使うのに抵抗あり? 離乳食期のママの複雑な想い

© ucchie79 - stock.adobe.com


なきりエーコさんのお子さんは、「離乳食中期までベビーフードしか食べなかった」そうで、ベビーフードばかりあげる自分を「母親失格なのでは?」とまで責めていたそうです。

しかし、お子さんが離乳食後期になると、ママお手製のおにぎりやおかずを食べてくれるように…! アンケートでは、子どもの現在の様子を交えながら、そんな離乳食期の苦労や思い出を振り返るエピソードも寄せられました。

離乳食を始めて1ヶ月です。いまだにおかゆしかたべません(笑)。でも2人目なので、ただただかわいいです。
1人目は薄味を心がけ、白米に慣れさせたいなど、いろいろがんばってました。しかし4歳のいま、煎餅にソースをかけるわ、なんでもケチャップつけりゃおいしいって言うし…。
白米なんて、味のりかふりかけがないと、文句言います。当時の苦労はなんだったんでしょう? 「もう好きなように食べてください」と思いますね。
1人目のときは、一食毎にすべて手作りにし、本どおりにグラムを計り、消毒をして主食と副菜などとにかくがんばって作ってました! 2人目になると、そんな余裕はなくて初期はほぼベビーフード。手づかみ食べになったら、蒸しただけの野菜とかあげてました。いまは8歳と4歳ですが、2人とも健康だし味覚に差も感じません! だから少量しか食べない時期はがんばりすぎずに、ベビーフードでいろいろな味をあげて楽しむのもありだと思います。ちなみにいま3人目が離乳食始めたばかりですが、手作りよりダノンが好きみたいです…

こうした体験談を見ると、ベビーフードも「いろんな味の経験」ぐらいの気持ちで試してみるのもいいかもしれません。

■“食べる”ことの練習は始まったばかり

ベビーフードを使うのに抵抗あり? 離乳食期のママの複雑な想い

© Syda Productions - stock.adobe.com


離乳食期の子どもはまだ“食べる”ことの初心者。何を食べるのも未知の体験です。
だからこそ、「食べない」理由が、そのまま“好き嫌い”や“ママが作ったから”などの理由でくくれるものではないような気がします。

なきりエーコさんのお義母さんは「今は食べる練習してるんだもんね。慣れたらママの手作り食べるもんね~」と温かい言葉をかけてくれます。

ママたちは、どうしても「手を抜く」ことに抵抗感を持ち、うまくできないと自分を責めてしまいます。でも「食べる練習中」という言葉は、そんな罪悪感を持つママの心を救い取ってくれる気がします。

まだ“食べる”ことに慣れない子どもたちに、“食べる”楽しみを教えたい。そして“健康に育ちますように”とママたちの試行錯誤している様子が伝わってきた今回のアンケート。

子どもが食べるか食べないかで、ママの気持ちも喜んだりがっかりしたりすることもあると思います。
でも、まずは目の前の子どもを見て、元気で過ごしているのであれば、それが一番大切。ママも少し力を抜いて、子どもに寄り添いながら、食事の時間を楽しんでいけたらいいですよね。
ベビーフードを使うのに抵抗あり? 離乳食期のママの複雑な想い

© buritora - stock.adobe.com


Q1.離乳食期に市販のベビーフードをあげることに抵抗がありましたか?
回答数:339
Q2. 離乳食について、ご意見やエピソードなどがあれば教えてください
回答数:108
アンケート集計期間:2018/9/21~9/25





新着子育てまとめ
もっと見る

ウーマンエキサイトで人気のコミックが動画でも!

チャンネル登録よろしくお願いします!

記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.