コミックエッセイ:こうして赤子を授かった~中村こてつ不妊治療体験記~
体外受精3回目の結果判明…占い師さんにもすがってみたり【こうして赤子を授かった~中村こてつ不妊治療体験記~ 第41話】
3回目の受精卵移植の結果が判明。その後、治療仲間と飲みに出かけ、占い師さんにも占ってもらったところ…。不妊治療を2005~8年に受けた中村こてつさんの体験談。
3回目の移植判定結果が判明。
3回目の移植の判定を聞きにいきました。
結果、見事に陰性。
HCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン。早期の妊娠検査に用いられる)=2以下…望みなし、と自分でも思いました。今回もいい卵だったんだけどね~、とドクター。次回も2個移植になるでしょうとの話を受けて退室します。
その後、看護師さんと別室でお話。自分の中では次の周期からまた移植準備に入ろうと決めていたので、特に話すこともないかな~と思っていたのですが「残念でしたね、いい卵だったのに、ねー。」なんて優しく言われると涙が…。
少し泣いて、確率から言って4、5回は挑戦して、悩むのはそれからにしたいと思います、と伝える。
今日から薬を飲まなければ、2~3日後に子宮はリセットする予定です。そうしたら、また一から内膜作り。とりあえず、やれるところまではやるつもり…でも…どこまでやればいいんだろう。頑張っても報われないこともある、ということをヒシヒシと感じつつありました。
オットが帰宅しました。今回も、2人でヤケ酒を飲みに行くことに。その前にギューと抱きしめてもらって、ひと泣きしました。愛犬がそのまわりをうれしそうにウロウロするので、笑ってしまいました。しばらく泣いて、もう大丈夫。
また明日から、頑張りましょう。とりあえず、今は、前進あるのみ。それから後は、そのときになってから、また考えよう。