わが子よりかわいい子に嫉妬…「子どもの外見が気になるのはどうして?」
■子どもの人生は自分の人生? 錯覚が引き起こす悪循環
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外見を気にするのは、
子どもを通して自分の人生を生き直そうとしているから。子どもの人生を、自分の人生だと錯覚している状態なんですね。
わが子を見て、自分の子ども時代を思い出し、過剰な期待をかけてしまう。けれど、期待通りにいかないことに気付き、気落ちしてしまう…。
過剰な期待をかけるママも、再燃した過去のコンプレックスに苦しんでいるのでしょうが、期待をかけられる子どももまた、同じようにつらい思いをしてしまうこともあります。
負の連鎖はここで断ち切らなくてはいけません。では、この状況から抜け出すには一体どうしたら良いのでしょう?
おすすめなのは
「自分の外見を磨くこと」です。自分を「これ以上はないくらい満足!」というくらいまで磨きに磨いて、きれいになっていくことです。
子どもの外見が気になるのに、自分がきれいになってどうするの? と思う人もいるかもしれません。一見、無関係に見える行動ですが、これが効果大なのです。
■忙しい今だから「とことん自分の外見を磨く」
「子どもの外見がどうしても気になる」という人はまず、自分の外見を満足いくまで、きれいにしてみましょう。
小さな子どもがいると家族のことが優先になり、自分のケアがおざなりになることも多いですよね。けれど、年齢を重ねた今のほうが、実は
「きれいな人」という印象を得る絶好のタイミングなのです。
その理由のひとつは「きれいになれるツールが豊富」なこと。過去に自分の外見に対するコンプレックスがあったとしても、今はそれをカバーするだけの方法やアイテムが世の中にはたくさんそろっています。
子どものときはメイクなどしませんから「すっぴん」の顔立ちだけで勝負しなければならず、ある意味、シビアな世界でしたよね。
けれど、今はメイクのコツさえつかめば、雰囲気美人になることは誰にでも可能です。それに、今まではコンプレックスと感じていた部分も、上手にアピールすることでチャームポイントに変わる可能性もあります。
若いころからさまざまなファッション、ヘアスタイル、メイクに挑戦してきたことで、おのずと「自分に似合うもの」も分かってきますよね。年齢を重ねることで「何をすればきれいに見えるか」といったことは、自然と身についているのです。
さらに、忙しい子育て期の真っただ中で、自分に手間ひまをかけている人がまわりに少ないというのもチャンスです。「きれいな人」のハードルが下がっている今こそ、ほんのちょっとした努力をするだけで、「あの人、いつも雰囲気が良いな」「いつも清潔感がある人だな」といった周囲の評価がえられるでしょう。
すると、外見に対する思い込みや、過去のコンプレックスが自然とあなたの中で浄化されていきます。子どもの人生を利用して生き直さなくても、あなたは
あなた自身の人生を生きることができるわけです。
子ども時代と比べれば「きれいな人」の評価を得やすいのが今。ということで、まずは自分の外見をとことん磨いてみてはいかがでしょうか。自分のためにケアをして、自分をきれいにする。そうすることで子どもの外見のことは自然と気にならなくなっていくものだと思います。