コミックエッセイ:子育ては毎日がたからもの☆
「私ばっかり大変!」って言いたくなったら…夫へのイライラを解く方法【子育ては毎日がたからもの☆ 第45話】
私は幼稚園で委員会の役員をしているのですが、ある日、住みよい町を作るために、市長と話し合いをするというイベントに出席することになりました。
しかし、人前で発言するのが苦手な私は、このイベントがとても憂鬱(ゆううつ)…。
市政のこととか全然わからないし、何より、市長なんてすごい人と一体何を話せばいいのか…。頭の回転も遅く、ぶっつけ本番では何も言えなさそうだったので、事前にどういうことを話すかを考えようと思いました。
…が、全然出てこない!
普段から物事を深く考えず、不満があっても、
「ま、いっか」と過ごすことが多い私にとって、何かについて深く議論するということはとても難しいことでした。
■夫の口からスラスラ改善案が…
白紙の紙を前に、書くことがなく固まっていた私を見て夫が、「どうしたん?」というので、「前言ってた、市長と話し合いをするイベント、もう来週やからさ…」とため息交じりで返答しました。
夫はただ「大変やな~」と同情してくれるだけだと思っていたのですが…
それぞれが、違ったフィールドで大変な思いをしてがんばっているんだなぁと思いました。
だけど、普段は自分の大変さばかりに目が行って、はたから見ると自由きままに生きているような
夫に対してずっと被害者意識をもっていました。
「『仕事だから』って言えばなんでも許されると思って…」とよく思っていました。
でも、その「仕事」って本当に大変なんですよね。
子どもが生まれてからは会社員として働いたことがなかったので、
長らく「仕事」の大変さを忘れていました。