皆さま、ごきげんいかがですか。
男の墓場プロダクションの劔樹人と申します。
普段はマンガを描いたり、バンドをやったり、ハロー!プロジェクトの応援をしたりしながら、家のことや育児を主に担当する主夫として生活しています。
うちは妻(エッセイストの犬山紙子)が大黒柱、夫が主に家、という
少数派の家庭です。
そんな家族のあり方のお話です。
■主夫に向けられる周囲の目にモヤモヤしていたあのころ
ちょうどフリーランスとして月収が数万だったときに、そんな妻からの提案もあり、結婚後は主夫になることを決めた私であったが。
妻は人前に出る商売。
ちょうど面白おかしい部分の話だけが大きくなることもあったため、主夫をしている私に対する誤解も多かった。
それは全く事実ではない。
さすがにショックを受けることもあったが、妻はこう言う。
確かに、世の中の考え方がそうなっていったら、がんばっている専業主婦たちの気持ちも救われる。
私は、自分から変わっていきたいと思った。