連載記事:赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド
月齢別・赤ちゃんのための「安眠スケジュール」【赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド 第3話】
■1~1歳6か月
★朝寝はだいたい1歳3か月頃に、必要なくなります。寝つきが悪くなってきたり、昼寝が短くなってきたら、朝寝をなくしてみましょう。
★朝寝をなくす過程で、次の昼寝まで起きていられない場合は、お昼ご飯の離乳食を早めにすませ、昼寝を11時30分頃に始められるよう工夫をしましょう。
★朝5時すぎに目が覚める子も少なくありません。ママに負担がないようなら、そこから1日の生活をスタートさせてもOKです。その場合、朝食と昼食との間にもう1回授乳やおやつをはさむなどして、お腹の空き具合を調整しましょう。
★この時期の夜泣きは、生活リズムの乱れか寝かしつけの習慣によるものがほとんどです。泣きやませるための夜間授乳はやめましょう。
★卒乳の時期は、ママ自身の考えや赤ちゃんの要求によって、柔軟に判断してください。
★母乳育児をなるべく長く続けたい場合は、卒乳まで夜間に1、2回の授乳を継続したほうがいい場合もあります。
■1歳7か月~3歳
★3歳になると、お昼寝も短くなってきます。中には、寝なくなる子も出てきます。
★朝5時すぎに目が覚める子も少なくありません。ママに負担がないようなら、そこから1日の生活をスタートさせてもOKです。
★卒乳の時期は、ママ自身の考えや子どもの要求によって、柔軟に判断してください。
★この時期の夜泣きは、生活リズムの乱れや寝かしつけの習慣に加えて、保育園や幼稚園など新しい環境への不安などが要因として考えられます。
寝る前30分のイチャイチャタイムを充実させ、安心させてあげましょう。
★母乳育児をなるべく長く続けたい場合は、卒乳まで夜間に1、2回の授乳を継続したほうがいい場合もあります。
■4歳~5歳
★夕食から寝るまでの間は、テレビやゲームは禁止など、家庭でルールを作って、早く寝る習慣をつけましょう。
★朝食は、午前中にしっかりと遊ぶエネルギーの源です。簡単なもので大丈夫なので、忙しくても抜かないようにしてください。
★そろそろ、寝かしつけがなくても、ひとりで寝られるように練習をしていきましょう。ひとりで寝られるようになっても、寝る前のイチャイチャタイムはおすすめの習慣です。その日にあったことを親子で振り返るすてきな時間になりますよ。
★小学校低学年くらいまでは、夜8時に寝る習慣を保ちましょう。
『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』著:清水悦子、監修:神山潤(かんき出版)
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