コミックエッセイ:ちひろの親子成長記録
育児は「育児してもらった記憶」をたどる毎日【ちひろの親子成長記録 第1話】
はじめまして、こんにちは。このたびウーマンエキサイトで子育てに関するお話を書かせていただくことになりました、ちひろと申します。
こちらでは私の幼少期の話をおもに書いていこうと思います。
なぜかというと私は自分の母のことが
スーパー好きだからです。
そして私も息子から
スーパー好きと思われたいじゃあないですか!←えっ
30年間、自分の「なりたい母親像」暫定一位を獲り続ける母との記憶を思い出すことで、母のような母親に近づきたいと思っています。
私は父、母、兄、そして私の4人家族で育ちました。
なんと兄とは11ヵ月違いの年子!(同じ年齢の時期が2週間あります)
常に騒がしく、はちゃめちゃな毎日でした…
そんな騒がしく多忙な毎日を送る母は、私が物心ついたころからワーキングマザーで
ワンオペ上等のパワフルかあちゃんだったのでした。そして、いつだってやさしく明るい印象でした。
朝は誰よりも早く起き、兄妹を保育園へ送り出したら仕事へ。
兄と二人で一番最後のお迎えということもありました。
帰れば夕飯を作り、洗い物、アイロンがけ、弁当のおかず作りなどなど。
眠るのはもちろん私たちのずっと後です。ちなみに父は家事育児にほぼノータッチ!
今もそうですが、本当になんでも一人でこなす母でした。
兄妹の年が近いこともあり、本当に毎日のようにケンカしていました。
そして二人して自身の正当性を母に訴えて大泣き…
自分が母親になり、あらためて客観的に見ると
さながら地獄絵図だったと思います。
そんな母も昨年、私が息子を出産し「祖母」に昇格。ムチムチな息子を「小さい頃の私にソックリ!」という祖母バカを発揮しています。
私の育児にはいつも「育児してもらった記憶」が背中を押してくれています。不安なとき、悩んだときは母が私にしてくれたように私も息子と向き合うのです。
そしてあわよくば
ママがスーパー好きな息子になってもらいたいのです。
もっと気楽でいいんだ! そう思えたからきっともう大丈夫【謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話 Vol.62】