コミックエッセイ:ちひろの親子成長記録
ショックだった親の一言! 「悲劇のヒロイン」が信じてもらえなかったこととは【ちひろの親子成長記録 第2話】
こんにちは、ちひろです。
今回の話は子供の頃ショックだった親の一言についてです。みなさんは心に残っている悲しい言葉ってありますか?
私にとってのその言葉は「悲劇のヒロイン」でした。
小さい頃の私は活発なほうで、よく外で遊んだり元気いっぱいだったのですが、買い物などお出掛けになると話は別。
よく腹痛になって親を困らせる子供でした。痛くなったらもう歩けなくなったり…本当に迷惑かけたと思います。
そんなとき両親から言われたのが「
悲劇のヒロインちっち」このセリフ…純真無垢な子どもからしたら
悪意の塊です。恥ずかしいやら悔しいやら複雑な気持ちで憤慨していたのを覚えています。
大人になった今なら、それを言われるとむしろ
「ナイスアシスト!」とか思えるんですけどね。
大人の腹痛は心配されるより、笑って欲しいぐらいですから…
子どものころ実際にお腹が痛くなる状況はいつもと違う環境、状況だったことが多いです。そう、これ親からしたら
最悪のタイミングですよね。
子連れのお出掛けが、いかにハードルの高いものか親になって気づきました。
泣き出したりしないか
漏れ出したりしないか
吐いたりしないか(以下略)
外出中ずっと気にしています。1才過ぎるとこれに
「走り出さないか」も出てくるんですよね…(ヒィィィィ)
中学生の頃には自分が
緊張性の腹痛持ちということに気づきます。陸上部だったのですが、試合直前に100%おなかをくだしていました…腹痛になりたくないと思えば思うほどプレッシャーで腹痛を引き起こすツラさを知っている分、もし自分に子供ができたら「悲劇のヒロイン」なんて傷つくようなこと言わないように…と思っていました。しかし、思い通りにいかないのが育児ですよね。
実際わたしの「歩けない」がすべて本当だったかというと
8割ウソでした。(ごめんなさい)
子供の頃アパートの3階に住んでいたのですが、保育園の帰りには一階でタコのように地面にへばりつき「もう歩けない!」 と大泣きしていました。(母さんごめん…笑)疲れてたり、構って欲しい、甘えたい
「こっちを見て!」という気持ちが強かった気がします。
けれど、こどもの浅知恵、本当に歩けないかどうかは母に大抵バレてたみたいですが…年子の兄がいたので、私の「歩けない」いわゆる愛情の
試し行動だったように感じます。
甘えすぎて
オオカミ少年化してしまっていたため、お出掛けの時などの「お腹痛い、歩けない」が全く通用しなかったわけですが…汗
「本当に歩けない」かどうかは置いておいたとして、本人としてはいたって真面目に甘えているので
冗談でも悲劇のヒロインなんて傷つく言葉で突き放さずにやさしく抱きしめ…愛していることを伝え…
そして
歩いてもらえるよううながせると良いなと思っています。
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