コミックエッセイ:夫婦のじかん大貫ミキエの芸人育児日記
【新連載】怒って後悔…私の限界超えエピソード! 息子のまさかの反応とは【夫婦のじかん大貫ミキエの芸人育児日記 Vol.1】
ウーマンエキサイトの読者のみなさま! 大貫ミキエと申します。1歳の息子と旦那と3人暮らしです。
普段は芸人として旦那とコンビを組んで活動をしていますが、漫画家としても活動しています。
これからウーマンエキサイト様にて連載をさせていただくことになりました。よろしくお願いいたします!
第一回目は、
「私の中に鬼が…!みんなの限界超えエピソード」について描きたいと思います。
私の母は比較的早くに結婚し、3人の子育てを仕事をしながらしていたということもあり、家の中は常にバッタバタで、母自身もバッタバタ。
テンパりまくって意味のわからないところで怒られたりすることが多かった幼少期でした。
大人になった今ではその大変さも理解できますが、私は…
バタバタと忙しかったタイミングで、
息子が着替えたばかりの服に麦茶を勢いよくこぼしてしまったのです。
あんなに感情的になるまいと思っていた私でしたが、思わずはずみでイラッとし、怒ってしまいました。
あれほどまでに心に決めていたのに…私の中の鬼を見た瞬間、私が私自身に一番がっかりしてしまいました。
そして、息子になんてひどい顔を見せてしまったのだと後悔もしました。
まだまだ息子は1歳。何がダメで何がいいのかもわからず、何でも遊びとして楽しみたい年ごろです。
悪いことをしようとしたわけでもなければ、危険なことをしたわけでもありません。
私の片付け等が大変だからということで、つい怒ってしまったのです。
1歳とは言え、息子を傷つけてしまったのではないかと心配したのですが─
遊んでくれていると思ったのか、声を出して笑っていた息子。
まだまだ大人の言っていることがわかっていなかったので、助かりましたが、もしも、もう少し理解できる年ごろのときに感情的に怒ってしまっていたら、もっと後悔したのかなとも思います。
ダメなことをきちんと叱ることや、ときには厳しい口調で怒ることが必要なこともあるとは思いますが、
ただ単に自分の都合でイライラした感情をぶつけないようにしなければと、息子の笑顔に応援されている気持ちになりました。