コミックエッセイ:カエル母さんと3人のこども
子どもの頃「外で寝なさい!」と叱られた私がとった、とんでもない行動とは【カエル母さんと3人のこども 第13話】
こんにちは! ユウコトリトリです。
前回は、私の幼少時の思い出の1コマでもある「誤飲」の話でした。
今回も子どもの頃を思い出し、今では理解できない行動を振り返ります。
皆さんはお子さんを叱る時、どんな言葉をかけますか?
あまりに言うことを聞かないと、イライラしたりカーッとなって、つい心にもないキツイ言葉が出てしまう事もあるのでは…?
今回は、そんなつい出てしまったお説教時の「売り言葉」で、幼少時の私が巻き起こした騒動の思い出です。
■寝る前に叱られて…
叱られた理由は覚えていません。母はしつけの上で強めに諭すことはあっても、キレたり、大声で怒鳴ったりする叱り方はしない人でした。
滅多なことで雷は落ちないので、その時は私が相当な悪事を働いたのでしょう…。
堪忍袋の尾が切れた母は
母に雷を落とされ、私は玄関から締め出されてしまいました。
(今は締め出しってあまりないですね…)
今思えば「外で寝なさい」なんて、もちろん本心からの言葉ではありません。
しかし私は
反省どころか、
真に受けて行動に移しました。
■締め出されて向かった先は
「お母さん怒ってたなぁ…」そんな事を思いながらも、「外で寝なさい」の言葉にワクワクを隠しきれない私。
そう、
叱られたショックよりも、外で寝る冒険心の方が圧倒的に上だったのです。
母としては突き放す勢いで、つい発した言葉でしたが、見事に逆効果でした。
そして
当時家族でもあった、外飼い犬の小屋の前に到着。
今夜の寝床は犬小屋に決めたのでした。
突然の子どもの侵入に、さぞや犬も驚いたことでしょう。
犬にとっては大迷惑ですが、私にとってはかつてより憧れていた
「犬と寄り添って寝る」
が実現できて満足でした。
当時よく見ていたテレビアニメで、主人公が白い大きな犬と旅をする番組があったんです。
ふかふかの犬に寄り添って寝ているのを見て、いいなぁ〜と憧れたものでした。
そして、私は夢の中へ…