生後7カ月前後の赤ちゃんとのお出かけに『B型ベビーカー』がおすすめです。新生児用のベビーカーよりも軽量コンパクトで、外出が楽になりますよ。『B型ベビーカー』の特徴やバギーとの違い、選び方やお手入れ方法についてチェックしていきましょう。
B型ベビーカーはいつから使える?
赤ちゃん用品をそろえようと思うと、ベビーグッズの種類の多さに驚く人も多いのではないでしょうか?ベビーカーもまたその1つです。
一口に『ベビーカー』といっても、さまざまな種類があります。B型ベビーカーの特徴を整理してみましょう。
平均すれば7カ月前後から
さまざまな種類のある『ベビーカー』ですが、月齢によって使用できるベビーカーの型やタイプが分けられています。
『B型ベビーカー』の適用年齢は、生後7カ月前後の赤ちゃんからが対象になります。
生後7カ月前後の赤ちゃんの特徴は、首が据わったり、おすわりができるようになったりしているという点が挙げられます。
生後半年以上たったとしてもまだまだ弱々しい赤ちゃんですが、それでも生まれた直後よりは体つきがしっかりしているため、赤ちゃんの成長に合わせてベビーカーも使い分けていきましょう。
A型ベビーカーとの違い
ベビーカーは、よく『A型』『B型』というように分けて使われます。
当然のように使われる言葉ですが、よく分かっていないママやパパも多いのではないでしょうか?
『B型ベビーカー』には、以下のようなポイントがあります。
B型ベビーカーは、生後7カ月前後の赤ちゃんが対象となっており、その時期の赤ちゃんは首が据わり、おすわりができるようになっています。
そのため、生後1カ月から使える『A型ベビーカー』のように、ベビーカーそのものがとにかく頑丈である必要がありません。
赤ちゃんの成長に合わせて、『B型ベビーカー』は作りが『軽くて、コンパクト』になることが大きな特徴です。
バギーとの違い
『B型ベビーカー』を検討する上で、『バギー』の名前を聞いた人も多いのではないでしょうか?この2つの違いについて、詳しくチェックしてみましょう。
まず、『B型ベビーカー』には『リクライニング機能』が付いていることがポイントです。A型ベビーカーほどではありませんが、リクライニング機能があることで赤ちゃんの体勢に合わせて背もたれを調整できます。
続いて、『バギー』ですが、B型ベビーカーには付いている『リクライニング機能』が付いていません。
生後7カ月以降の赤ちゃんが使える点はB型ベビーカーと同じですが、リクライニング機能を使わずとも、赤ちゃん自身がベビーカーの中で快適に過ごせるかどうかがポイントといえるでしょう。
素材の合う・合わないや乗り心地は、実際に赤ちゃんを乗せてみないと分かりづらいため、買い直しを防ぐためにも店頭で試す方がよいでしょう。
B型ベビーカーは必要?メリットとは
出産・育児には何かとお金がかかるため、できるだけ節約を心がけたいものですが、必要な出費は惜しまないようにしたいですよね。『B型ベビーカー』は赤ちゃんにとって必要な物なのでしょうか?メリットやポイントを整理しましょう。
軽量コンパクトで扱いが楽
『B型ベビーカー』の特徴は、『軽さ』と『コンパクト』という点です。
これだけではさほど大きな差には感じられないかもしれませんが、A型ベビーカーと比べてみるとその差に驚くことでしょう。
A型ベビーカーは、赤ちゃんを守るために作りが頑丈なので、ベビーカーそのものに重さがあります。そこからさらにマザーズバッグや荷物を乗せるため、重い上にさらに動かしづらいという難点が生じます。
一方、B型ベビーカーであれば、作りも見た目もシンプルになるため、軽く扱いやすくなることが大きな特徴といえるでしょう。小回りもよく利き、同じ重さの荷物を積むにしてもA型ベビーカーとは体感が異なります。
比較的に手頃なお値段
『A型ベビーカー』と『B型ベビーカー』、共にベビーカーであることには変わりませんが、大きな価格差があります。
『A型ベビーカー』の価格が平均¥50,000前後に対し、『B型ベビーカー』の平均価格は¥22,000前後と倍近くの値段差があります。
ベビーカーを1つも持っていない状態のときには、まず『A型ベビーカー』を優先するべきですが、セカンドベビーカーを考えている人には『B型ベビーカー』の方がお財布に優しいといえます。
後悔しない選び方をしよう
実際に『B型ベビーカー』を購入するときには、どのようなポイントに気を付ける必要があるでしょうか?赤ちゃんはもちろん、家族みんなで使いやすいベビーカーを選びましょう。気になるチェックポイントを紹介します。
シングルタイヤとダブルタイヤで選ぶ
型にかかわらず、ベビーカーを選ぶときに目に付きやすいポイントは『タイヤの数』です。
タイヤは『シングルタイヤタイプ』と『ダブルタイヤタイプ』に分けられ、以下の違いがあります。
- シングルタイヤ:1つの脚に対して、タイヤが1つ
- ダブルタイヤ:1つの脚に対して、タイヤが2つ
小回りが利き走行性に優れているのは『シングルタイプ』ですが、ベビーカーそのものの安定性を優先するには『ダブルタイヤ』がよいでしょう。また、タイヤの数によって重さや扱いやすさにも違いが出る部分です。
『ベビーカーをどのような目的で使うか』や、家の周りの土地(坂道や細道があるかなど)も参考にしてみましょう。
シート・ハンドルの高さを確認
赤ちゃんのためにあるベビーカーですが、実際に動かすのは、ママやパパです。
そのため、ママやパパにとっても使いやすいベビーカーであることも重視したいポイントといえるでしょう。
特に、シートを覗き込んだときの腰への負担やハンドルの高さは、ベビーカーの使いやすさに直結するポイントです。
細かな点のように思いますが、育児には体力を使うので、ストレスがかかりすぎないようママとパパ自身の視点も忘れないようにしましょう。
赤ちゃんのためにも安全性を優先して
『A型ベビーカー』と『B型ベビーカー』とを比較したときに、安定性や丈夫さに優れているのは『A型ベビーカー』ですが、どんなベビーカーを選ぶにしても最優先にすべきは『赤ちゃんの安全性』です。
赤ちゃんの成長に合わせて作りがややシンプルになる『B型ベビーカー』ですが、どれも同じと思わずに、店頭で試乗してみたり、担当者にしっかりと話を聞いたりして、赤ちゃんの安全を守りましょう。
おすすめのB型ベビーカーはどれ?
生後7カ月前後から乗れる『B型ベビーカー』は『セカンドベビーカー』として人気が高く、さまざまな種類があります。B型ベビーカーを検討するなら、まずは試してみたいおすすめのブランドを3つ紹介します。1つずつチェックしていきましょう!
足回り快適Jeep スポーツスタンダード
落ち着いたカラー展開と、シンプルな見た目が特徴的な『Jeep スポーツスタンダード』は、デザイン性に優れているだけではありません。
Jeep社のB型ベビーカーの特徴は『タイヤの大きさ』です。ダブルタイヤ式で安定感がありながらも、大きなタイヤで舗装されていない道でもしっかりと進めます。
タイヤは大きいですが、ベビーカー本体の作りがコンパクトなので、収納にも幅を取りません。非常にスタイリッシュな見た目なので、ママはもちろんパパにも使いやすいベビーカーです。
清潔さが魅力 マジカルエアー AE
きれい好きの人には『アップリカ マジカルエアー AE』をチェックしてみましょう。
ベビーカーは、基本的にパーツを分解できない物が多いです。しかし、『アップリカ マジカルエアー AE』はシートが着脱式のため、手洗いすることができますよ。
目には見えなくとも毎日使うベビーカーは案外汚れており、ウェットシートやアルコールスプレーでは落ち切らない汚れもあるため、シートが取り外しできることは安心ですね。
【番外編】3輪走行のエアバギー
『B型ベビーカー』を検討している人であれば、B型ではないですが、『バギー』も気になっているのではないでしょうか?
バギーは、リクライニングなどの機能面ではややB型ベビーカーに劣るものの、最低限の機能だけになっていることで、ベビーカーよりも安価に購入できますよ。
そんな『バギー』を検討している人におすすめなのは『エアバギー』です。
3輪走行式と頑丈な作りで水平に保ちやすく、赤ちゃんの眠りを妨げにくい仕様になっていますよ。
重量が約9.5kgあるため細道や収納には不便を感じるかもしれませんが、ベビーカーそのものに重さがあるため『きしみ』や『安定感』に優れています。
清潔に保つためのお手入れ方法
毎日使うベビーカーは、外の汚れやホコリだけではなく、赤ちゃんの汗やよだれなどが付着してしまっています。赤ちゃんが触れる物だからこそ、いつでもきれいに保っておきたいですよね。ベビーカーのお手入れ方法をチェックしてみましょう。
外せる物は外して洗おう
大きく重さのあるベビーカーの基本のお手入れ方法は『ウェットシート』や『アルコールスプレー』を使った拭き掃除です。
ただし、ベビーカーの種類やメーカーによっては、パーツを着脱できるため、取り外しできる物は手洗いで定期的に洗浄しましょう。
汚れやホコリをずっと放置するなど、お手入れを極端に怠ることは問題ですが、神経質になる必要はありません。
基本のお手入れを中心としながら、隔週や月1など頻度を決めてパーツを定期的にお手入れして、ベビーカーをいつでも清潔に保ちましょう。
タイヤのお手入れも忘れずに
ベビーカーのお手入れで忘れてはいけないのは『タイヤ』です。地面の上を直接転がり、雨の日には泥などの目立つ汚れにもなりやすいパーツです。こうした地面の汚れは時間がたてばたつほど落としにくくなってしまうため、注意しましょう。
また、天候にかかわらず、週に1回はタイヤの汚れを軽く拭き取るお手入れもおすすめです。ベビーカーを押しているだけでは気付かなかった汚れに気付けるかもしれません。
決して安くはない買い物だからこそ、長く大切に使えるようにお手入れすることが大切です。
こだわったベビーカーで快適な外出を
ベビーカーには、さまざまな種類があります。
『B型ベビーカー』と呼ばれるベビーカーは、生後7カ月前後の赤ちゃんが対象です。赤ちゃんの首が据わりおすわりできるようになることで、ベビーカーそのものの作りもシンプルになり、扱いやすく、収納にも幅を取りません。
ベビーカーは赤ちゃんの成長に合わせて使いやすい物があります。また、ママやパパにとっても使いやすいベビーカーであるかどうかも忘れずにチェックしましょう。
親子にとって快適なベビーカーで、お出かけを楽しみましょう。
子連れで楽しむ【長岡花火】の旅!海や海鮮も大満喫! | HugMug