コミックエッセイ:なんとかなるから大丈夫!
挨拶って温かい…義家族と同居してから10年で起こったうれしい変化【なんとかなるから大丈夫! Vol.4】
ウーマンエキサイトをご覧のみなさまピンキーです。
結婚を機に義家族と同居を始めた私ですが、来年で同居も10年目になります。
同居したばかりの頃といまでは、いろいろな変化がありましたが、今回は、
うれしい変化について書きたいと思います。
■同居したばかりの頃は…
夫と結婚し、夫の祖母、叔母、両親との同居生活が始まりました。
家族はみんな、顔を合わせれば挨拶をするけれど、外出するときも、何も言わずに出て行くし、帰宅したときも、すぐに自室へ入ってしまいます。
特に義両親と夫、夫の祖母と叔母は、同じ家に住んでいるものの、ほとんど交流がありませんでした。
家に人がいるのに、
シーンとしている…それが私には、何とも気持ちが悪かったです。
■必ず家族が「おかえり」を言ってくれた
結婚する前、私は実家暮らしでした。
仕事から帰ってくると、必ず家族が
「おかえり」を言ってくれました。
そしてお茶を飲みながら、いろいろな話をして笑いました。
いま考えるとホームシックのようなものだったのかもしれません。実家の家族に会いたいな…と思ってばかりでした。
実家はとても近く、気軽に遊びに行ける距離でした。しかし、同居しているのに実家に行くということが「いけないこと」のような気がしていました。
同居して数年。少し寂しいと思いつつも、この家に慣れた頃…。
夫の祖母が認知症と診断され、家にひとりではいられなくなりました。
その後、私は成り行きで、夫の祖母のお世話をしていたのですが…
■夫の祖母は大きな声で「ただいま」を言うようになった
夫の祖母はデイサービスから帰ってくると、大きな声で
「ただいま」を言うようになりました。
さらに、義母が休みの日や、仕事から帰ってきている時は「おかえり」と言って、玄関まできてくれるようになりました。
その挨拶に温かさを感じて、私はとても心地良かったです。
それから数年後、夫の祖母が亡くなり、叔母も他県で過ごしている、いま…