コミックエッセイ:泣いて! 笑って! グラハムコソダテ

同じように育てても兄妹で違う性格! 甘えべたな息子との接し方は?【泣いて! 笑って! グラハムコソダテ Vol.42】



■息子からのサインを見逃さない

グラハム子

いきなりハグではなく、まずは息子の話を聞くところから始めます。

そして息子の気持ちがほぐれてきたら、手をつないでみたり。

だんだんとスキンシップをとります。なんだか清純派なカップルみたいですね(笑)

でも恋人の場合も、出会ってすぐに燃え上がる情熱派カップルと、そうではなく、穏やかに愛を確かめ合う静かなカップルがあると思います。

もしかしたたら子どもとの関わり方も、それと似ているのかもしれません。

娘はグイグイ甘えてくれるし、グイグイ親の愛が欲しいタイプ。息子は穏やかに甘えてくれて、穏やかな愛が欲しいタイプ。

どちらが良いってことはありません。どっちもそれぞれ良い。

どっちも良いのですが、息子の甘え方はわかりにくいので、見逃さないようにしたいなぁと思います。


グラハム子

■甘えと甘やかしの違いを考えてみる

ちょっと話はそれますが、よく「子どもに甘えさせるな」なんていう声を聞きます。

ですが、私はむしろ子どもには十分に甘えさせてあげたいと思っています。

「甘え」と「甘やかし」は似ているようで違うんじゃないかな。わたしは、その違いをつぎのように考えています。

甘えは子どもから求めてきた時にあたえるもの。(話を聞くことや、スキンシップなどの精神的な要求は、自立に必要な甘え)

甘やかしは子どもが求めていないのに、親の都合であたえるものではないかと思います。(例えば、いつも先回りして靴を履かせることや、おもちゃなどの金銭的な要求に毎回応えると、自立を妨げる甘やかしになりかねない)

なので私は

「子どもの甘えはしっかり受け入れろ」

「親が自分の都合で甘やかすな」

この2つを意識しながら子育てをしています。

息子も娘も、今はまだ小さいけれど、これからどんどん自分でできることが増えて、そしていつかは自立するときが来るのでしょう。

それまでは、それぞれのやり方で、求められたら大いに甘えさせてあげたいと思っています。

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