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多くのクリニックやマタニティー雑誌では、出産準備品の1つに授乳ケープがリストアップされています。「本当に必要なの…?」と疑問を持つあなたのために、授乳ケープの必要性・メリット・選び方を紹介します。おすすめの商品についても見てみましょう。
■授乳ケープは必要?メリットとは
授乳ケープは赤ちゃんに母乳をあげるときに目隠しとして使いますが、必ず必要な物なのでしょうか?
「授乳室がどこにでもあるから不要」「バスタオルやおくるみで代用できる」といった意見も聞きます。ここでは授乳ケープのメリットを考えてみましょう。
▼母乳育児の外出に便利
近年は授乳室がある場所が増えたものの、外出先に必ずあるとは限りません。また、あっても混雑していてすぐに利用できない場合もあります。
赤ちゃんはお腹が空くと、ところかまわず泣いてしまうものです。授乳ケープがあれば、赤ちゃんを待たせずにサッと授乳ができます。自動車で移動するとき、公園など屋外へ行くときにも安心ですね。
タオルなどで代用もできますが、授乳ケープはママの体によりフィットして上手に目隠ししてくれるので、安心感は高くなります。
素材・留め具などに工夫も多く、より快適に授乳できます。
さらに授乳ケープには、紫外線・ホコリ・花粉・虫などから赤ちゃんをガードする役割もあります。ママにも赤ちゃんにもうれしいメリットですね!
▼出先以外でも活躍してくれる
授乳ケープは、じつは自宅でも活躍してくれます。授乳を夫やほかの子どもに見せたくないときや、近隣から家の中が見える恐れがあるときには、やはりあると助かりますね。
家族、親族、友人、ママ友らを家へ招いたときにも役立つという声が多数です。授乳の度に中座せずに済むので安心してできますし、また別の部屋で授乳するにしても落ち着いて行うことができますよ。
■授乳ケープの選ぶポイント。ケープの種類とは
授乳ケープを選ぶ際には、「素材」、「持ち運びやすさ」、「多機能性」などをチェックするとよいでしょう。
洗濯できるかどうかも大切です。
授乳ケープは大きく3つに分類できます。ニーズに合わせて使いやすい物を選んでみてはどうでしょう。
▼赤ちゃんを確認しやすいエプロン型
標準的な型で、ひもを首にかけて使います。首ひもが調節できると便利です。
首元にワイヤーが入っている物が多く、赤ちゃんの様子を確認しながら授乳ができます。赤ちゃんもママの顔が見えると安心ですよね。通気性を確保しやすい点もグッドです。
ただし、前側のみをカバーする物だと背後・横から見えたり、赤ちゃんが動いてケープがめくれたりします。固定できるひも・ゴムが付いた物を選ぶと便利ですよ。
また、ワイヤーのせいでかさばりがちです。どのぐらい小さく収納できるかあらかじめ確認するとよいでしょう。
▼上着としても便利 ポンチョ型
頭からすっぽりかぶるタイプで、360度ぐるっとカバーでき外から見えにくいのが特長です。普通の洋服のように見えるので、さりげなく授乳したい人におすすめです。卒乳後も上着として使え、コスパもよいですよ。
注意点は、赤ちゃんが見えにくいこと・冬は暖かいが夏は暑く通気性も悪いことです。
持ち歩く場合にはかさばることも挙げられます。
▼使い勝手のよいストール型
長方形の布で、授乳以外にもタオルケット・マット・防寒具・日よけなどマルチに使えます。ママのファッションアイテムとしても楽しめます。ボタン・スナップが付いてしっかり固定できる物だと使いやすいです。折りたたんで小さく収納できるので、荷物が多いママでも持ち運びが楽です。
ただし、使い慣れていないと背中が出たり横から見えたりすることもあり得ます。使い方のコツをマスターする必要があるかもしれません。
■使いやすさにこだわったおすすめ授乳ケープ
具体的には、先輩ママはどんな製品を使っているのでしょうか?人気のアイテム3点を紹介します。
「授乳以外にも多機能で使える」「各型の特長を生かしつつ弱点を補う工夫がされている」点が共通しているといえます。
▼UVカット加工済み 大判 授乳ケープ
99.9%という抜群のUVカット機能で人気です。赤ちゃん用のフードもあり、体も頭もしっかりカバーできますよ。デリケートな赤ちゃんを紫外線から守ってくれる頼もしい味方です。
大判サイズなので授乳時はすっぽりと覆い、周りの視線をシャットアウトします。裾のゴムがケープのめくり上がりも防止してくれますよ。
抱っこひも・ベビーカーに取り付けもできる3WAY機能がうれしいですね。
▼見えない安心感 フードつき 授乳ケープ
アウターとしても使えるポンチョ型で、授乳しているのが分かりにくい上ファッションとしても楽しめます。
授乳以外にも、出産前はゆったりとした上着として、卒乳後も上着やブランケットとして長く利用ができます。次の子が生まれたときにも役立ちそうですね。
フードつきなのでママの日よけ対策もバッチリです。襟ぐりがボタンで開閉可能なので、赤ちゃんの顔もちゃんと見えますよ。
▼持ち運びに便利な らくちん 授乳ケープ
コンパクトなストール型です。普段はブランケットとして、必要なときにはボタンを留めて首にかけると授乳ケープに早変わりします。赤ちゃんの成長に合わせてサイズを3段階に調節可能です。
ワイヤー無しでも赤ちゃんが見えるフロント上部・おしゃぶりなどを入れておける大きなポケットなど、使いやすい機能が満載なのにお手頃な価格も魅力です。
まずは授乳ケープを試したいという人にもおすすめですよ。
■外出時に便利なケープを用意しませんか?
授乳ケープはほかの人の視線を遮るだけでなく、赤ちゃんをいろいろな外的要因から守ります。また周りの人を不快にさせない気遣いにもつながります。
やはりあると便利なアイテムといえるでしょう。上手に活用して、赤ちゃんとのお出かけをいっそう楽しいものにしましょう。
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