授乳をするとき、赤ちゃんを抱えながら服をまくり上げるのは大変ですよね。そんなときに便利なのが、『授乳ストラップ』です。意外と知られていない授乳ストラップの使い方や、おすすめストラップなどについて紹介します。
授乳ストラップとは?必要性はあるの?
初めてママになる人の中には、授乳ストラップを知らない人もいるのではないでしょうか。授乳ストラップとは何なのか、またどのように使う物なのかを紹介します。
授乳しやすいよう服を固定する物
授乳ストラップとは、服をまくり上げた状態で固定するためのアイテムです。
「服をまくるだけなら手でやれば済むのでは?」と思われるかもしれませんが、赤ちゃんに授乳しながらずっと服をまくり続けるのは、意外と大変です。
特に授乳回数が多いと、赤ちゃんの顔に服がかからないように気を遣い続けることすらストレスになっていきます。そこで授乳ストラップを使うと、服がずり落ちるのを気にせず授乳に集中できるため、便利です。
また、授乳ストラップを持っていると、服の脇や前部分が開くようになっている『授乳服』でなくとも授乳がしやすいというメリットがあります。出産後も手持ちの服を着ながら育児をしたいママにおすすめです。
初心者ママにはとっても便利
授乳ストラップを使うと、片手が自由になるため、授乳中に赤ちゃんの口を拭いたいときや物を取りたいときなどにすぐ動くことが可能です。
初めての育児の場合、慣れない授乳に手間取ることも多いため、授乳ストラップを使った方が赤ちゃんのお世話に専念しやすくなるでしょう。
「授乳中に服を押さえなくていい」というだけで気持ちに少しゆとりが生まれるので、授乳中のストレスを減らしたい場合は試してみてはいかがでしょうか。
おすすめストラップと使い方
「スムーズに授乳ができる便利アイテムなら欲しいけど、どれを選べばいいの?」と迷うママも多いのではないでしょうか。授乳ストラップは、メーカーによって少しずつ特徴が違います。
おすすめストラップとその特徴について紹介しましょう。
安全第一の犬印本舗
『犬印本舗』の授乳ストラップは、使いやすい機能性と服になじむデザインが特徴です。ストラップにゴムが入っているためよく伸び、首が痛くなりません。
普通の服の場合は洋服を持ち上げた状態で、授乳服の場合は授乳口を開いた状態でしっかりとキープしてくれます。小花柄やドット柄など、服に合わせやすくもかわいらしいデザインが多いのもポイントです。
リボンがかわいいAnano Cafe
女性らしいかわいい授乳ストラップを探しているなら、『femmebelly』のストラップがおすすめです。ホルターネック風のリボンが付いていて、後ろからみてもおしゃれです。
色はドットブラック・ドットベージュ・ドットパープルの3種類です。ママとベビーにやさしいシフォン素材を使用していて、軽く首への負担が少ないのも嬉しいですね。
購入前に使い方をチェック
授乳ストラップの使い方はとても簡単です。授乳服でない普通の服の場合、以下の手順で装着します。
- ストラップを首にかけ、服の裏側に垂らす。
- 服の裾から表側にかけてストラップを引き上げ、首にかける。
洋服が持ち上がった状態でしっかりとキープされていれば、正しく装着できている証拠です。授乳服の場合は、服の裏側に垂らしたストラップを授乳口から引き上げて首にかけましょう。
見た目はシンプルな授乳ストラップですが、正しく使うと授乳が楽になる便利なアイテムです。購入する前に使い方をチェックして、手に入れたときにスムーズに使いこなせるようにしておきましょう。
ハンドメイドに挑戦してみても
「授乳をすると吐き戻されて、すぐにストラップが汚れてしまう」という場合、お店で買った授乳ストラップだともったいなく感じてしまいますよね。そんなときは、授乳ストラップを手作りするのがおすすめです。
安価にそろう材料で簡単に手作りできるので、アクセサリーを作るつもりで自分好みのストラップを作ってみてはいかがでしょうか。
材料は100均でもそろう
授乳ストラップの材料はシンプルです。裁縫道具のほかに、1mほどのゴムと、ゴムを覆う布が2mほどあればすぐに作れます。布の色味や柄でデザインが決まるので、完成形をイメージして選びましょう。
ゴムを使うと伸縮性があって首に負担がかからないためおすすめですが、よりデザイン性を重視するのであれば、革ひもとボタンでストラップを作る方法もあります。
いずれにしても、授乳ストラップ作りに使う材料は100円ショップでも入手できる場合が多いので、気軽に手作りできるのがポイントです。機能性を重視した物とデザイン性を重視した物と、両方作るのもすてきですね。
いろいろな作り方
授乳ストラップの作り方は、使う材料によって違います。定番のゴムと布で作る場合は、まず5cm幅の布を2m分用意しましょう。
短い布や違う柄の布をつなぎ合わせて2mにしても構いません。
次に、布の両端0.5cmほどのところに折り目を付けます。そのまま縦半分に折ってアイロンで折り目を付けたら、端の部分を縫い合わせていきましょう。手縫いでも大丈夫ですが、ミシンを使うと楽ですよ。
縫い終わったら、ゴムを通して結び合わせ、ゴムの出入り口をふさぐように縫って完成です。革ひもとボタンを使って作る場合は、ボタンを通したひもの両端を結ぶだけで完成します。
どちらもシンプルな作り方なので、裁縫や図工が苦手な人も気軽にチャレンジしてみましょう。
便利アイテムを使ってストレスを軽減
授乳ストラップは、授乳時のストレスを軽減してくれるママにとってのお助けアイテムです。使い方は簡単な上、近年ではたくさんのかわいいストラップが売られています。
材料をそろえれば簡単に手作りもできるので、買わずに済ませたい人や、何個か持っておいて使いまわしたい人にはおすすめです。
授乳ストラップを上手に活用して、赤ちゃんとの時間に専念できる授乳タイムを手に入れましょう。
服を着たままハンズフリーで使用できる電動さく乳器が登場!10月1日よりメデラ公式ECサイト他で先行販売を開始