コミックエッセイ:子育ては毎日がたからもの☆
文房具が大好きな娘のたからものは「えんぴつ卒業式」【子育ては毎日がたからもの☆ 第75話】
瓶を振って、たまった小さな鉛筆たちを眺めては嬉しそうにしています。
「たくさん鉛筆で書いて、この瓶を小さな鉛筆でいっぱいにする」のが夢なのだそうです。
思いのほか(失礼)ナイスネーミングが飛び出したので、我が家の小さな鉛筆入れ場は、
「えんぴつ卒業式」という名前になりました。
鉛筆として生まれてきて、鉛筆としての仕事を全うして卒業していくって、なんだかドラマティックじゃないですか? 小さな鉛筆たちのドラマがふと頭をよぎって、あたたかい気持ちになりました。
「えんぴつ卒業式」を迎えた小さな鉛筆たちは、今も我が家のリビングのカウンターから子どもたちの成長を見守っています。
いつかコンパス鉛筆として生まれ変わる日を夢見て。