コミックエッセイ:コミュ障にわとりの一人っ子育児
コミュ障の私がPTAで広報委員に… 祭りの屋台を頼まれ判明したこと【コミュ障にわとりの一人っ子育児 Vol.4】
町内の別の会から来た
オジサン達でした。
今まで町内のどこに隠れていたんだというぐらい、ワイルドなオジサン達。
お祭りのベテランな様子。
もちろん普通の方々なのですが、見た目がいかついので恐いなーと思ってしまいながら説明を聞いて、焼きあがった鳥にタレをつけて売ります。
小さなお祭りのせいか、よくある屋台ではなく小型の台があるのみで、オジサン達は焼いた鳥を後ろから運んできてくれるシステムでした。
焼き鳥は順調に売れました。
どんどん減っていって、残り少なくなってきました。
売り切れてしまいそうだけど、どうしようもないなーと思っていると・・・。
頼みにいっとる!
あ、あのオジサン達のところへよく一人で行けるな・・・。
オジサン達も焼ける分は全部焼いてくれてると思うので、頼みにいっても早く焼けるものなのか謎ですが、コミュ力の高いママってのは本当にすごい・・・。
■祭りは大人の社交場
焼き鳥を売っていると、時々PTA役員の方が「差し入れです~」と、他の屋台の食べ物を持ってきてくれました。
最初は、買ってきてくれたのかーと思っていたのですが、そうではなかったのです。
時々、焼き鳥を「差し入れしてきます」と、持って行くこともあるのです。
お祭りに参加している他の団体(町内会や老人会、他校のPTA等)から
差し入れをもらったり、こちらからも渡していたのでした。
差し入れを通して、めっちゃ交流している!
町内のお祭りというのは、ただのお祭りではない。
いろいろな団体の社交場だったのです。
そんな側面があったなんて!
そして、なんて社交的なんだ!PTA役員おそるべし!
役員って忙しそうで、すごいなーと今まで漠然と思っていましたけど、想像以上にすごくて尊敬。
■祭りを終えて
お祭りは無事に終わりました。
いやはや、こんなにコミュ力の高い人達の力を見せつけられるとは思いませんでした。
貴重な体験ができて、ある意味楽しかったです。
ママ達と連絡先を交換することはありませんでしたけど。
コミュ力が高くて自然と会話に入れてくれたママ達でしたが、さすがに私のノリが悪すぎて、
最後の方はまた普通にぼっちの私に落ち着いていました。まぁ、それは仕方ない。
やっぱり私は役員に絶対向いてないなと思った、そんなお祭りでした。
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