コミックエッセイ:ヲタママだっていーじゃない!
楽しみにしていた小学校の参観日…当日、息子におこった切ないハプニング【ヲタママだっていーじゃない! 第84話】
■集団生活で味わうくやしさ
大号泣してしまいました。
悔しいのと悲しいのと怒りがごちゃ混ぜになったのかもしれません。
横入りした友だちにも悪気はなく、「自分のクイズを出したい」というはやる気持ちがあったのだと思います。
それに、息子が泣いてしまったことで自分が相手に悪いことをしたのだと気づいたようですぐに謝ってくれました。先生も間に入ってくれましたが、残念ながら授業が終わってしまい、息子はクイズを全問出すことができませんでした。
■見守る親は子どもになにができる?
学校内で起こる悲しいことや、理不尽なこと。
集団生活していればこんなことって、一度や二度じゃすまないと思います。
もちろん、子どもから相談されたら、アドバイスするし、できるだけ解決に向けてサポートするつもりです。もしも必要であれば、場合によっては先生に相談することも必要なのかもしれません。
でもまず、どうすれば解決するのか自分で考えてそれを
実行する力をつけてほしいと思っています。泣いても親が助けられることは確実に減っていきます。そしてこの日は授業参観の場だから当然親の出番はありません。先生におまかせして気持ちをこらえました。
でも、帰宅してから「悲しかったけど、
頑張ったね」と言って息子をめちゃめちゃ抱きしめました。その後は、学校でできなかったクイズを出してもらって親子で楽しみました。
難しいことですが、息子もつたないながらも自分で考えて行動できる年齢だと思います。これからもなにかあったときには支えになれるよう、そっと見守り続けたいと思います。
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