コミックエッセイ:3姉妹DAYS
【思い返すと恐怖…!】平日昼間に奇妙な訪問者 家には娘と私だけ…【3姉妹DAYS Vol.4】
「ではお持ちのキャッシュカードを預かりましょう! 最近、システム変更したんですよ」
と今度はキャッシュカードを要求されました。
んんん?
通帳が見つからなければ次はキャッシュカード?
システム変更なら最初にそう伝えるよね?
私と子どもしかいない平日の昼間。男性2人に力で勝てるはずもない…。ドアを開けての対面は何かされると怖いので、強い口調で言うこともできずにいました。
結局「通帳、カードは直接私が持って行きます」と何度も伝え、
男性2人は、渋々といった表情を浮かべながら諦めて帰っていきました。
後日、郵便局にその旨を話すと、
「私どもがそのような件でご自宅に伺うことはありません」
ときっぱり否定されました。
あの2人組の男性は郵便局員を装った
詐欺だったんです。
結婚式のスピーチで、
「人生、上り坂、下り坂、そしてまさかあり!」
なんて昔よく聞いていた三つの坂の話。
まさか自分が詐欺に遭遇するなんて!
自分は被害にあわないと思っていましたが、誰しも日常で身近に起こる事件なんだと痛感しました。
「郵便局の者です」
なんて言われたら大人でも「書留かな?」「配達かな?」と素直に玄関の鍵を開けてしまうと思うんです。
今でもこの手の詐欺はなくなっておらず、むしろ進化し巧妙になっているようで…。
物騒な事件も多くあるので、すぐに娘とは
・訪問者が来たときは勝手に対応しない
・玄関の鍵は子どもは開けない、大人が開ける
ということを約束。
そしてこのことを教訓に、少しでも違和感をおぼえたら、
・名刺をもらう
・すぐにその場で結論を出さない
・必ず誰かに相談・確認
を心掛けようと思いました。
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