コミックエッセイ 子育ては毎日がたからもの☆
子どもは大好き。でも「母」に疲れることもある【子育ては毎日がたからもの☆ 第80話】
子どもたちは私の宝物。
自分よりも、こんなに大切な存在があるなんて、
我が子が生まれるまでわからなかった。
子どもたちの「母」として、
一番身近にいられるのは
とても幸せなことだけれど・・・
そんな「母」に疲れてしまうこともある。
たとえば、寝不足だったり
義実家で一日中、気を張っていた後だとかで、
ひどく頭痛がする夕食時。
食わず嫌いなので
初めて出された料理は、まず食べない娘。
早く夕食を終えて寝室に行きたい私は、それを忘れて娘のお皿におかずをよそおうとして。
反射的にお皿をひいた食べず嫌いの娘と、
テーブルに落ちたおかず。
「しまった」という顔の娘。
こんなことは普段なら
「よくある日常のこと」なのですが・・・
体調が万全なら「もー!(ぷんすか)」で済むことも
疲れていると余計な言葉を吐き、
大人げない対応をしてしまう自分に自己嫌悪。
子どももどんどん成長して複雑になってくるし、
一筋縄ではいかなくなる。
自分とは違う一つの意思をもった人間だから難しい。
でも「母」であっても、気持ちに余裕がない時は
なかなか素直になれないことだってある・・・
たった一言だけど
「ごめんね」と「ごめんね」で、お互いに笑顔に。
「ごめんね」は、心のしこりを取る魔法のようです。