コミックエッセイ:3姉妹DAYS
「俺のどこが好き?」 結婚生活10年以上、改めて考えた夫の好きなところ【3姉妹DAYS Vol.6】
■夫の好きなところを改めて考えてみると…
改めて、夫の好きなところを思い浮かべてみると…、
私の料理をいつも美味しいと言って食べてくれる
私の両親を大切にしてくれる
私が用事で外出した際、一人で帰って来るのは心配だからと迎えに来てくれる
悩みを共感してくれていつも私の味方になってくれる
家族のことになるとものすごく涙もろくなる
つい先日も…、
その姿を見て思い出したことがありました。
夏の日の夕方、長女が産まれた日のこと。出産に立ち会ってくれた夫が、我が子を見て泣いて喜んでくれたんです。それは、夫が初めて私の前で泣いた日でもありました。
動画を見て泣いている姿が、そのときの彼と重なって見えたんです。
そう考えると今も昔も変わらず家族に愛情を注いでくれている人なんだなぁと。
思い返せば意外と好きなところはたくさんあって…、夫が大好きな妻の、のろけのようになってしまいましたが(照)。
夫には照れ臭くて全部は言えず…。言ったら言ったで調子に乗って「毎日好きなところを言ってよ」となるので言いたくないのもあり…、一つだけ夫の好きなところを伝えました。
■「当たり前」が見えなくさせるもの
「え? それ好きなところじゃなくて当たり前のことじゃん!」
と夫はまたまた納得いかなかったみたいです。
「当たり前と思うことは当たり前じゃないと私は思うな。例えば、クローゼットの中にいつも服が収納されているのも、帰ってきたらご飯があるのも、それは当たり前じゃないんだよ。私、手抜きすることも結構あるし、偉そうに聞こえたらごめんねって感じなんだけど…。
仕事も全て順調なことばかりじゃなくて嫌になる日もあると思うんだ。それでも毎日仕事を頑張ってくれる夫には、感謝しかないよ。」
と伝えると夫は、まだモヤモヤしている感じでしたが納得はしてもらえたようです。
「付き合うときは両目を開き、結婚したら片目で見ろ」という言葉があるように、一緒に暮らしているといろいろあるけれど、少しのことには目をつむり、死ぬまで添い遂げるつもりで夫と暮らしています。
あぁ、なんでこの人と私、結婚したのだろうと思った時、あえて、夫の好きなところを思い浮かべて箇条書きにしてみると、なぜこの人と一緒になろうと思ったのか、再認識できるかもしれません。
良い所もいっぱいあるのに一緒にいることが当たり前になって、日頃の感謝を伝えることがあまりなかった自分を反省…。今回気持ちを改め、夫に感謝と尊敬を込めてバレンタインのチョコを渡そうと思います。
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