コミックエッセイ:そんたんママときーちゃんの「はじめてづくし」
「父と娘の2人旅」がオススメなワケ。一生の宝物になる道中の行方【そんたんママときーちゃんの「はじめてづくし」 第24話】
■父と交わした「やくそく」
泊まったのはホテルのツインルームでしたが、その頃まだ家では親子川の字で寝ていたので、夜はじめて1人で寝るシングルベッドに寂しくなって泣いてしまいました。
そんな夜、父と手紙交換をしました。
手紙というほどのものではありませんが、ホテルにあったポストカードにお互いに向け「やくそくメッセージ」を贈るというもの。
これも後になって見返すと、そんなことを言ってたんだと思うことを書いていたりして面白かったです。
■アルバムには父の言葉が
父は“ものつくり”が好きで、その時の手紙や写真やチケットにコメントをそえて、アルバムにまとめてくれていました。
最近では、久しぶりにそのアルバムを見る機会がありました。
旅行のことは、雨が降っていて甲板ですべって転んで気持ち悪かったとか、寒い中食べた月見うどんが美味しかったとか今でも記憶に残っていますが、写真やコメントを改めて見ると新たな発見があったりして。
「そんたんはスープがおいしかったみたい……」
なんていうコメントも、この頃の自分は好き嫌いが多く小食で、せっかくの食事もコーンスープくらいしか食べず父を手こずらせたんだなぁ…と、親になった今ではリアルに感じます。
■親子の思い出づくりに
その後も家族であちこち旅行に行きましたが、父と2人きりで旅行に行ったのはこの時だけで、特別記憶に残るものになりました。
父はすでに他界しているので、余計にかも。
パパに限定しなくても良いと思うのですが、普段交流の少ない方の親と2人で行くのがポイントのような気がします。
春休み、家族旅行も良いですが、親子2人の卒園旅行なんていうのもいかがでしょう。
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