コミックエッセイ:親に整形させられた私が、母になる
整形、過食嘔吐の嘘だらけの私…彼に受け入れてほしいけど、知られたくない【親に整形させられた私が、母になる Vol.16】
■「嫌われたくない」と必死だったけど…
1人暮らしは、本当に1人でした。
友人たちは長期休みになると、
「しばらく実家に帰ってのんびりしてくる」
などと言っていました。
でも私は実家に帰ってものんびりすることはできません。むしろ精神的に疲れてしまいます。
だからお正月やお盆など、一般的な帰省シーズンの時だけ、義務的に帰るようにしていました。
きっと多くの人は、“家族”という安心できる場所を持っているのだろうと思います。
私には、そのような絶対的に安心できる場所がない。
すべてを受け入れてくれる人もいない。
そして、自分ですら自分のことが大嫌いでした。
自分でもどうしてか理由はわからないのだけれども、常に「満たされていない」という思いが離れませんでした。
そんな心理状態のなか、一番近くにいてくれる恋人の存在は、私にとってとても大きいものだったのです。
しかし、彼との別離。
それは予想以上に、私にとってとてつもなくつらいものでした。
※この物語は私の経験を基に、一部フィクションもまざっております。
※今回の体験記に記載された症状や対処法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。また、適切な時期に医療機関に受診することをお勧めします。
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