コミックエッセイ:おててつないで 〜なかよし兄妹の癒され日記〜
子どもへの接し方は夫婦で違っていてもいい? わが家の「お手伝い」問題【おててつないで 〜なかよし兄妹の癒され日記〜 第59話】
私の育児と夫の育児は違って当たり前。そのことに改めて気がついた、子どもの
お手伝いとごほうびについてのエピソードです。
■家庭のお手伝いに「ごほうび」は必要?
子どもたちへの言葉や態度を大切にして、「ごほうびがなくても
すすんでお手伝いができる子」みたいなのが
理想だった私。だから、夫の「物で釣ろうとする」対応がいちいち気に食わず、イライラする時期がありました。
理想はあくまで理想ですが、
「ごほうびがないと
動かない子になってしまうのでは?」
「オモチャが増えすぎて、
大切にしなくなるのでは?」
などとモヤモヤ…。
あるとき、それを夫に伝えると、返ってきたのはこんな言葉でした。
■母と比べ、子どもと接する時間が少ない父
思い返してみれば、「オモチャ」と言っても高価な物ではなく、「一緒に遊べる物」であったり「自分で組み立てる物」あるいは「子ども自身に選ばせる」など、子どもたちとの時間を
楽しく過ごすための試行錯誤ではないか…と妙に納得。
そもそも、私の対応が「正解」ということでもないわけで…。
夫婦でそれぞれ
子どもと接する時間の長さやタイミングが違うのだから、そのときの内容が変わるのも当然なのかもしれない。
それを一方的に「こっちのやり方で!」と言うのはあまりに狭量だなと気がつきました。
自分とパートナーの
試行錯誤を尊重したり共有したり…。子どもにとって何が最良か、
一緒に模索していくのがいいのかなと思いました。
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