コミックエッセイ:親に整形させられた私が、母になる
「ありのままで愛されたい…」それなのに、逃れたはずの母の言葉に縛られる【親に整形させられた私が、母になる Vol.19】
■「整形しなくても愛されたい」これを考えることは罪なの?
整形するか否か、考えているときに、脳裏に浮かんだのは母の言葉でした。
『他人は言ってはくれない。親だから容姿の悪さを言ってあげられるんだ』
『他人も口に出さないだけで、皆ブスだと思って見下しているよ』
そう思うと、
【もう整形しなくてもいい?】と一瞬でも考えてしまった自分が、とてもおこがましく感じました。
母は私を思って整形させてくれたのに、それを嫌だと感じてしまう自分が悪い、間違っているのだ、と思いました。
母は私を思って整形させてくれたのだから、ブスに戻って絶望させてはいけない。
美人でなければ、母からはもちろん、誰からも愛されないと思い込んでいたのです。
→次回に続く
※この物語は私の経験を基に、一部フィクションもまざっております。