コミックエッセイ:おててつないで 〜なかよし兄妹の癒され日記〜

小学校への不安から? 兄妹ゲンカが頻発したころに考えた「秘密基地」作戦【おててつないで 〜なかよし兄妹の癒され日記〜 第61話】



■簡易「子どもエリア」で気分をリセット

なんちゃってソロキャンパー、もしくは雰囲気森ガール…? いずれにせよ制作者である私が趣味に走りまくり、ステキに仕上がりました。

「いらない」と言われたら、私がひとりになりたい気分のときに、上半身だけつっこんでリラックスしようと思っていましたが、

さいわい、子どもたちのお気に入りとなり、秘密基地としてカスタマイズして使っています。

おててつないで 〜なかよし兄妹の癒され日記〜

わが家には今のところおとなの(経済的な)事情により、「子ども部屋」というものがありません。

勉強や仕事はリビングで(遊びはどこでも)、寝るときはみんなで川の字…と家の中では常に「いつでもいっしょ」状態です。

夫婦2人だけの生活や、まだ子どもが赤ちゃんのときは、それでも平和は保たれていました。だけど、子どもの成長にともない、そうもいかないことが増えてきました。


■子どもの成長につれ、親の対応も変わる

イライラやかんしゃくに何か原因がある場合は、落ち着いた状態で話を聞くことのが、わが家では最も重要なことになっています。

そのために幼児のころは「静かに抱っこして背中をポンポン」あるいは、「膝の上にのせて背中をさすりながらよしよし」と安心感を与えるのが一番であったような気がします。

しかし最近は、それすら子どもから突っぱねられることも増えてきました。(きっとこれも成長ですね)

ならば、子どもが「自分の機嫌は自分でとる」段階に入ったのではないか?

そのために必要なのはやはり、子ども自身が自分をコントロールするための空間なのかなと思いました。それは完全に外部と遮断されている個室である必要はなく、必ずしも広い必要もないのかな…と。

いずれ子どもたちが思春期を迎える頃までには、きちんとした「子ども部屋」を用意したいと思っていますが…それはまた別のお話、ということで。

それまでは秘密基地(テント)などで、ちょっとずつ自分の感情をコントロールする訓練ができたらいいのかな〜と思います。

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