コミックエッセイ:夫婦のじかん大貫ミキエの芸人育児日記
息子が走り回るようになったので広い家へ…でも3月の引っ越しは大変だった!【夫婦のじかん大貫ミキエの芸人育児日記 Vol.23】
これまで、結婚してから引っ越した1LDKに住んでいたのですが、息子が走り回るようになるとさすがに狭く感じるようになり、もっと広いところへの引っ越しを決心しました。
5月の下旬にマンションの更新があったため、それまでには引っ越ししようと思い、けっこう早い段階から部屋探しをしていました。
最初に探してもらっていた不動産屋さんではなかなかいい所が見つからず、そのうちに連絡もあまり返ってこなくなり…。
良い所を見つけるって難しいよな…と諦め始めていたのですが、後輩の芸人で不動産屋でも働いている子がいたので話をしてみると、なんと内見1件目で良い所が見つかりました!
とてもうれしかったのですが、そのときはまだ3月の初め頃。
5月に引っ越せればいいんだけど…でもその頃にはこの部屋は埋まってしまうだろうし…でも、3月って引っ越し代とかも一番高いときだって聞くし…と、悩みました。
しかし、やはりこの部屋を逃したら他に良い部屋は見つからないだろうと思い、3月に引っ越すことに決めました。
が!!
引っ越し代が高い! 高い!!
通常の3倍以上しました…!
引越しのピークの時期ですし仕方ないのですが、もう3月に引っ越しはしないと心に決めました…。
そしていざ引っ越してみると、掃除の甘さが目につきました。
壁のクロスの修復が雑だったり、換気扇からタバコの臭いがしたり等々、今までの引っ越しでは感じたことのないことが要所要所に目につきました。(これまでの引っ越しは殆ど繁忙期を避けて引っ越しています)
そのため、管理会社に連絡していろいろと対応していただいたりしたのですが、その度に「クレーマー扱いされていたらどうしよう…」と心苦しかったです…。
しかし、カーテンレールが動かない(何故か規格の違うレールが入っていた…)ことや換気扇の臭い等、連絡しないわけにもいかず…。
最初は、頼んだ業者さんがよくなかったのかな…と思ったのですが、換気扇の掃除に来ていただいた業者さんに聞いたところ、3月は忙しすぎて丁寧さに欠けるところがあると仰っていました。
全部の業者さんがそうではないとは思いますが、なるほど、確かに忙しい時期よりもそうでない時期の方が仕事が丁寧になるよな…と納得してしまいました。
こういった理由から、やっぱり3月に引っ越すのはできるだけ避けよう、と改めて思ったのです。
とは言え、3月も終わり4月になると緊急事態宣言が発令されることに…。
そんな中部屋探しができるわけもなく、もしも3月に引っ越しをしていなければ、更新時までに引っ越すことができていなかったと思います。
そう考えると、いろいろと高くついたとはいえ、3月に引っ越しておいてよかったなとも思えました…。