コミックエッセイ:泣ける話・感動する話
【感動実話】夫を亡くした私を支えてくれたおばあちゃん/シングルマザー①【泣ける話・感動する話 Vol.4】
パート仲間に聞いた学費やお金のことが頭を離れず、落ち込んでいた私に、おばあちゃんが話しかけてきたのです
正直、お天気もアイスもどうでもいい…気分だったのですが、その日からおばあちゃんは毎日のように買い物に来ては、私に話しかけてくるようになりました。そのうち私はおばあちゃんに会うのが、ちょっとした楽しみになってきました。
それから会うたびに世間話をするようになり、気づけば夫が病気で亡くなりシングルマザーであること、先行きが不安であることなどを打ち明けるまでになっていました。
そしてある日のこと…
この日からおばあちゃんは、バニラアイス1個以外はすべて「これはあなたの分」とニッコリ笑って私に渡して帰るようになりました。
それだけでなく「何かあったら、いつでも電話しなさいね」と電話番号を書いたメモも渡してくれたのです。
そんなおばあちゃんとの交流が続いて数ヶ月後…おばあちゃんが姿を見せなくなりました
「お天気が悪いからかな」「足が痛いって言ってたし」と思っていたのですが、さすがに1ヵ月近く姿を見ないと心配になってきました。
もらった電話番号に思い切って電話をしてみると…
あまりのことに頭が真っ白になって、しばらく言葉が出てきませんでした。お線香をあげに伺いたいと伝えることが精一杯でした…
次回…おばあちゃんの事情が明らかに…!(明日更新です)